Cheese Tavern CASCINA (チーズタバーン カシーナ)/恵比寿

恵比寿駅西口から坂を登ってPADI方面にあるチーズ料理専門店「Cheese Tavern CASCINA (チーズタバーン カシーナ)」。チーズプロフェッショナル様である私がオススメするチーズ料理屋は恵比寿「スブリデオ レストラーレ(Subrideo Restaurare)」と結論が出ているのですが、一休のセールでランチ半額みたいなプランがあったので試しに予約してみました。
奥に結構広い店内で50席近くあるんじゃないかなあ。案内のスタッフは一見Perfumeに居そうな柔らかい外観だったのですが、その中身はすげえ感じ悪くマスク越しでも不愛想な表情が透けて見えたので、すぐに私の心が閉じてしまいました。
一休のプランだったのでスパークリングワインがつきます。お水はスティルとスパークリングから選択することができ、いずれも無料でした。
旬野菜とチーズのサラダ仕立て。ランチのオマケサラダということは決してなく、中々のボリュームで食べ応えがありました。チーズもアクセントとして添えられており、トップにはすりおろしたハード系チーズがふぁさー。
ダブルクワトロフォルマッジ、ということで8種のチーズを使ったピッツァとのこと。8種ってすげえなひょっとするとギネスブックに申請したら通るかもしれません。また、私はその内訳以上に、2人で半枚というポーションで残りの半分は一体どこにいったのかが気になってしょうがありませんでした。
スペシャリテの「ピアーヴェチーズのカルボナーラ」。度数の高いお酒をくりぬいた部分に流し込み火をつけチーズを溶かしていきます。これは楽しいプレゼンテーションです。
火が消えチーズが溶けた頃にパスタを放り込んでソースと共にチーズを絡めていきます。この作業は冒頭のPerfumeがやってくれたのですが、このタイミングではすげえ愛想の良いお嬢さんへと変貌していました。不安定な時期なのかもしれません。
中央に卵黄を落として完成。一風変わったカルボナーラではありますが、わかり易い味付けで素直に美味しい。ただし火をつけるなどのパフォーマンスのせいでソースは冷え麺はのびてしまっているのが惜しい。厨房でベストの状態で持ってくるプランか、テーブルで仕上げるプランかの選択制度があれば良いなと思いました。私は味を選びたい。
デザートはチーズのジェラートにチーズケーキ。チーズの風味が濃厚でいずれも中々の味覚であり、本日一番のお皿です。
お茶もついてごちそうさまでした。

恵比寿のチーズ料理専門店といいつつも、恵比寿「スブリデオ レストラーレ(Subrideo Restaurare)」とは芸風がまるで異なるお店であり、あちらはガチ勢、こちらはカフェ以上レストラン未満という印象。一休のタイムセールで1人4千円のところを2千円で済んだので助かりましたが、これが定価だと軽く暴れていたかもしれません。フリーでの入店であればパスタを千円程度で注文できるので、そういう使い方が最も楽しめるでしょう。

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