2階建てであり2階はグループ客、1階は1~2名での利用に振り分けられており、このとき1階のゲストは私のみ。2階からは盛大な笑い声が聞こえて来たので、宴会利用もOKのようです。
地元のクラフトビールは680円、スーパードライの中ジョッキも550円と悪くない価格設定です。ただ、飲み放題プラン(後述)もあるようなので、よく飲む方はそちらにしたほうが良いかもしれません。
お通し(?)として供される大根サラダ。鶏肉をトッピングするのが焼鳥屋としての矜持を感じます。味は悪くないのですが、ちょっとドレッシングが大杉に感じました。
「たたき焼」はつくね的なもの。 肉そのものは悪くないのですがタレが人工的な味わいであり、ワサビの鮮やかすぎる緑色も気になるところです。
「もも焼」と「レバハツ焼」。前者は肉の間にシイタケが挟まれており、ネギマ的ありそうにない構成です。後者は私は好きなのですが、ややレバーに臭味が残り苦手な人はちょっとアレかもしれません。
「季節野菜の炊き合わせ」にはダイコンとゴボウとコンニャクと鶏肉が入っており、果たしてこれは「季節野菜」なのかどうかが論点です。
「むね焼」「砂肝焼」。いずれも不味くはないけど美味しくもないといったところ。
箸休め(?)にキャベツとお漬物。このお漬物は美味しいですねえ。恐らくは自家製であり大ぶりにしっかりと漬け込まれており、本日一番のお皿です。
「皮焼」「手羽焼」もやはり特長は無く凡庸な味わいです。
「鶏ガラスープ」はコクに乏しくコンパクトな味わい。「デザート」はライチ3粒と、随分と準備がラクなデザートである。
ビールを2杯飲んでお会計は5千円。うーん、値段を考えればこんなものかもしれませんが、やはり1万円を超える店や予約困難店との違いを身に沁みて感じました。
食べログを確認すると随分とお得なコースがずらり。失敗しました。やはり当店はグループ客が飲み放題をつけてワイワイ飲むためのお店のようです。飲み会にどうぞ。
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