店内はテーブル席主体でカウンター席がいくつか。トータルで20席ぐらいなので予約をしたほうが確実です。カジュアルな雰囲気であり南イタリア風の居酒屋といった雰囲気です。
生ビールは550円とリーズナブル。グラスワインはたっぷり注いで700円、ボトルワインも4千円台~と気楽なお店です。我々はグラスワインを全制覇する勢いで飲んでしまいましたが、最初からボトルにすれば良かったなあ。
セクシーサラダ。たっぷりのハーブにフルーツ、チーズなど魅力的な食材が百花繚乱。葉っぱというよりはオカズ使いできる食べ応えのあるサラダです。
ブルスケッタに白レバーのパテをのせてもらいました。正統的な美味しさで悪くないのですが、これが1ピース350円というのは少々割高かもしれません。
タコのグリル。王貞治も驚きの見事な1本足であり、ムシャムシャとした食感に咀嚼する歓び。調味も思い切りよく白ワインが進む仕様となっており美味しかった。
こちらはスルメイカのグリル。タコに比べると食べ応えは見劣りするものの、シンプルな調理で夏らしい味覚です。
〆の炭水化物としてエビやらカニやらのパスタ。たっぷりのクリームに甲殻類の旨味が溶け込みコッテリと暴力的な味わいです。
この日はかなり飲んだので高くつきましたが、コース料理は3,500円、ランチは千円台で楽しむことができ、手ごろなお店です。人数が揃えば飲み放題付きの貸し切りプランもあるようで、次回はそれにチャレンジしたい。
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イタリア料理屋ではあっと驚く独創的な料理に出遭うことは少ないですが、安定して美味しくそんなに高くないことが多いのが嬉しい。
- ウシマル(Ushimaru)/山武市(千葉) ←ちょっとした海外旅行に来たような満足感。
- ヴィラ・アイーダ(Villa AiDA)/岩出(和歌山) ←我が心のイタリアン第1位。
- TACUBO(タクボ)/代官山 ←ポイントは二番手の存在。
- リストランテ センソ(Ristorante Senso)/白金台 ←どの皿も創意工夫に溢れており、それぞれがきちんと美味しい。
- RISTORANTE YAGI(リストランテ ヤギ)/代官山 ←都内の予約の取れないイタリアン・レストランの代名詞となる日も近い。
- プリンチピオ/麻布十番 ←こんなに有意義な6,800円があるか?
- カーザヴィニタリア/麻布十番 ←ゴージャスな店内と落ち着いた雰囲気。そのくせ高くない。
- ロッツォシチリア/南麻布 ←雰囲気良く客のレベル高し。ウイキョウのパスタが秀逸。
- ラ トラットリアッチャ(La Trattoriaccia)/広尾 ←すべてが期待以上、満足感しかありません。
- ポンテ デル ピアット (PONTE DEL PIATTO)/広尾 ←少量多皿でどれも旨い。
- アクアパッツァ/広尾 ←日本人向けイタリアン。誰が食べても納得の味わい。
- アンビグラム/広尾 ←肉塊に喰らいつく幸せ。やや割高なのが難点。
- アッピア/広尾 ←客の注文力が試される偉大な店。すごく高いのが難点。
- サローネ2007/元町 ←ランチのポモドーロは絶品。グラム数が指定できるもの最THE高。
- サーラアマービレ/銀座 ←ランチのフリーフローがお得。
日本のイタリア料理の歴史から現代イタリアンの魅力まで余すこと無く紹介されており、情報量が異常なほど多く、馬鹿ではちょっと読み切れないほどの魅力に溢れた1冊です。外食好きの方は絶対買っておきましょう。