店内はカウンターが8席にテーブルが2卓。滞在時間60分の制限があるのですが、皆パパパと手早く注文しビールをゴクゴク飲んでチャッチャと退店する印象です。店員の感じは非常に良く、厨房でもニコニコと楽しそうに仕事をしており良い職場です。
ワンドリンク制ではありますが、グラスのビールが400円かそこらなので良心的と言えるでしょう。また、この手の飲食店としては珍しくカードやスイカが使えます。
「鬼しじみのエスプレッソ」。カップの底が霞んでしまうほどの濃密なエキスであり、飲みすぎジャパンな方にはちょうど良いかもしれません。でも350円ってのは、餃子の値段に比べるとちょっと高く感じてしまいました。
餃子が焼きあがりました。手前が「生姜ぎょうざ」、奥が「餃子」。前者はニンニクやニラを用いておらず、匂いが気になる方に向いています。一転して後者はニンニクやニラのパンチが効いており、まさに餃子といった味わいです。皮は薄くパリッとした食感。サイズが小さいためパクパクと連続で食べることができます。
卓上の調味料セット。壺の中にある味噌だれが自慢とのことですが、餃子そのものにもしっかりと味がついているので、まずはプレーンな味を確認してから仕様の有無を検討しましょう。
悶絶するほど美味しいかというとそうではなく、気軽で旨い餃子をサクっと食べるお店。東京だと「えびすの安兵衛」みたいな感じかなあ。メニュー数は限られているため観光客のガチの食事には不向き。0次会や2次会でどうぞ。東京にも支店があるみたい。
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