「金の舌を持つ大人達が唸るくらいお肉がおいしくて、カジュアルに料理と雰囲気を楽しめるレストラン」がコンセプトの「焼肉KINTAN（キンタン）」。今回はランチでお邪魔します。
アルコール消毒、換気、席の間隔など、新しい生活様式を正確に実践したお店づくり。我々は窓際の特等席にご案内頂けました。良いお天気。
ここのランチは気前が良く、スープ・サラダ・ライスの全てがおかわりOK。スープは塩気と旨味が強く航空会社のラウンジのような味わいです。
サラダの野菜は最高品質とは言えないまでも、ランチセットのオマケとしては上々のクオリティです。
お肉が到着しました。今回はふたりで訪れ、2種のランチセットを注文し、半分こするという割り打ち戦略です。
こちらは「KINTAN 牛タンセット185g」。1,850円です。内容は牛タン7枚、タン先4枚とランチとしては中々のボリュームであり、夜であれば肉だけで2千円超であってもおかしくない量および質でした。
こちらは「和牛KINTAN焼肉セット 大盛り」で、1,880円です。内訳は黒毛和牛カルビ・プラチナポーク・ハラミ・国産鶏肉。こちらもトータルで200ｇ超と大ボリューム。ただしタンに比べると質は落ち、ハラミなどボソボソの食感が気になりました。
ライスは白米か十六穀米を選択できるので後者を選択。穀物の割合が多くムシャムシャと存在感のある食べ応えでした。
デザートにチョコレートムースでしょうか。これは完全にオマケクオリティであり、コンビニスイーツと大差ありません。
以上、しっかり焼肉を食べてひとりあたり2千円もしませんでした。うおー、これは驚愕の費用対効果ですねえ。夜の焼肉はついつい注文し過ぎて終盤はもはや惰性でしかなく、結果、高くついただけという事案が多いですが、当店のランチであれば腹八分目がしっかりと保たれ、足りなければ野菜やスープ、ライスをおかわりすれば良いというナイスな仕組みです。総合栄養食。素晴らしいランチ。費用対効果が良すぎて果たしてディナーに来る必要はあるのかとすら思えてしまうほどの満足度でした。
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それほど焼肉は好きなジャンルではないのですが、行く機会は多いです。有名店で、良かった順に並べてみました。
そうそう、肉と言えばこの本に焼肉担当として私のコメントが載っています。私はコンテンポラリーフレンチやイノベーティブあたりが得意分野のつもりだったのですが、まあ、自分の評価よりも他人の評価が全てです。お時間のある方はご覧になってみて下さい。
