これぞシンガポールの食堂とも言うべき、トイレのように真っ白な味のある空間。もともとはシンガポールの国民食である「海南鶏飯(シンガポールチキンライス)」の専門店として開業しましたが、現在はラクサやバクテーなど、シンガポール料理をひと通り取り扱っています。
注文後、秒で提供されるチキンライス。今回は肉を大盛りにし、パクチーを追加してもらいました。トータルで1,300円。ライスとソースはリフィルフリーです。
鶏のダシがきいたスープ。博多の水炊きとはまた違ったベクトルの澄んだスープであり、割に繊細な味わいなのでチキンライスに突入する前に食べ始めたほうが良いでしょう。
鶏肉は胸肉の部分。ふっくらと炊かれており実に柔らかい。雑な飲食店の胸肉は水分が飛んでパッサパサになりがちですが、当店はさすがは専門店だけあって、完璧にジューシーに仕上がっています。しかし大盛りにしたけどまだ食べたりない。普通の男子であれば普通盛りであれば完全に物足りないと思います。
茹で鶏と鶏のスープで炊いた米。ほんのりと鶏の風味がきいて美味。パラパラとした食感なので、ザックザックと食べ進めることができます。ソースもお店での手作り。醤油ベース、生姜、チリソースの3種であり、いずれもベクトルの異なる味わいでそれぞれの良さがあります。
シンガポールで食べるどのチキンライスよりも美味しかった。しかしながら、1,300円というのは少し高い。現地だと半額以下で食べられることを考えると、色々と思う所はあります。この気軽な料理に1,000円オーバーという価格設定には少し抵抗がありました。
関連記事
恵比寿も十番に負けず劣らず良い街ですよね。1度住んで、片っ端から食べ歩いてみたいなあ。よそ者ながら印象に残ったお店は下記の通り。
- ALTRO!(アルトロ) ←十番カラペティ・バトゥバ!の姉妹店。居心地最高。
- アリゴトゥール(Aligoteur Que du bonheur) ←美味しいを突き詰める旨いもの屋。
- 鍈輝(えいき) ←コロナ・テイクアウトグルメグランプリ優勝店。
- KINOE(キノエ) ←食事が割安。自由度も高い。
- ブラチェリア デリツィオーゾ イタリア(BRACERIA DELIZIOSO ITALIA) ←ランチの信じがたい費用対効果。
- CarneSio east(カルネジーオ イースト) ←なんて素晴らしい費用対効果なのでしょう。
- スブリデオ レストラーレ ←チーズ好きのカーバ神殿。
- ガストロノミー ジョエル ロブション ←やはり最強。季節ごとにお邪魔したい。
- ビストロアム ←フレンチの出オチ最強選手。
- ユーゴ・デノワイエ ←3,000円切るランチでこのレベルなら大満足。
- レストラン間 ←日本で最もカリテプリに優れたお店なんじゃないか。
- ビストロエビス ←うちの娘もああいうふうに育つと良いんだけれど。
- チャイニーズダイニング方哉(まさや) ←ランチの千円担々麺が絶品
- えびすの安兵衛 ←超行列店。高知名物「屋台餃子」を恵比寿の地で!