開店後すぐにお邪魔したので0密です。先日は3周年記念キャンペーンで訪れましたが、今回は3周年後夜祭コースでの予約。つまるところ年中閉店セールをやっているような芸風なのかもしれません。
3周年後夜祭コースは一通りのお食事に飲み放題がついて1万円ポッキリ。大のオトナがそれなりに飲めば酒代だけで数千円は要することを考えれば実にお買い得です。
まずはキムチ盛合せ。カクテキ、白菜キムチ、レンコンのキムチですが、これは全然美味しくないですね。一般的なキムチ味で攻めれば良いものの妙な変化球を加えており、見事にスベっています。
桜塩のおはぎユッケ。おはぎのようにユッケを纏ったボール状のシャリにウニとキャビアをトッピング。ウニはまだしもキャビアなどは不要不急に感じますが、飲み放題付き1万円のコースとしては悪くない企業努力でした。
ネギタン塩は5ミリほどの厚みがあり、レモンのスライスで贅沢に挟み込んであり、焼肉第一弾としてとても良い。
ウチモモとハラミ。ウチモモはそれなりの味わいでしたがハラミが旨い。バベットステーキもかくやと思わせる味覚でありポーションも大きく食べ応えがありました。
ランプのステーキ。この写真の肉を2人で食べるのですが、結構な大きさです。コースを通してお肉は300グラム以上を摂取するのではあるまいか。
スペシャリテのカツサンド。シャトーブリアンをカツとして揚げてしまい、ブリオッシュ風のパンに挟んで頂きます。パンの食感とカツのそれがシームレスに繋がるように設計されており、ベリー柔らかい。お肉そのものの味も良く、本日一番のお皿でした。
続いてトモサンカクにサンカクバラ(特上カルビ)。くどいようですが、飲み放題がついた1万円のコースとしては良質なお肉であり、食べログ4点超えの「蕃 YORONIKU(えびす よろにく)」よりも数段美味しいです。
〆のお食事は「飲めるカツ丼」。卵多めの玉子雑炊に牛カツをトッピングした代物なのですが、これは素直に美味しいですねえ。日本人の心に突き刺さる味覚であり、瞬で食べ切ってしまいました。
デザートの杏仁最中アイスは全然美味しくありません。絶妙に人工的な味わいが食欲を減退させてくれました。
お帰りの際にはひとり1ハコのミンティアが支給されます。先にも述べましたが、以上で1万円ポッキリ。価格を考えれば肉質はとても良く、調理も全て店員さん任せ。ゲストはひたすら酒を飲み肉に淫することに集中することができます。これはいい。ちょっと豪華な打ち上げとかで行けば盛り上がりそう。ガンガンいこうぜ。
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それほど焼肉は好きなジャンルではないのですが、行く機会は多いです。有名店で、良かった順に並べてみました。
- 肉匠堀越/西麻布 ←世界で最も白トリュフを食べた漢
- 静龍苑(せいりゅうえん)/森下 ←タンに悶絶
- 炭火焼肉 やまもと/石垣島 ←個人的に世界で最もリーズナブルな焼肉屋
- 牛蔵/富士見台 ←個人的に世界で2番目にリーズナブルな焼肉屋
- 金竜山/白金高輪 ←食べログ焼肉1位4.37、その座席は数ヶ月先まで争奪戦
- くにもと/大門 ←リアル注文の多い料理店。
- うしごろ/銀座 ←トレンディな芸風。店員に当たり外れあり
- 龍苑/川崎新町 ←ニンニクの使い方は賛否両論ですが、塩ハラミが絶品
- 焼肉北京/平間 ←使い勝手は悪いけど、費用対効果はかなり良い
- ホルモン船ホールちゃん/東新宿 ←雰囲気を鑑みると割高ですが、焼肉料理全体としてレベル高い
- スタミナ苑/鹿浜 ←神格化されていますが私は何とも思いませんでした