恵比寿駅東口から徒歩5分ほどにあるグルメバーガー屋「バーガーマニア（Burger Mania）」。煮込んだチェリーをハンバーガーに挟み込んでしまう暴挙で名を馳せ、食べログ百名店にも入選しています。
完全に0密な空間がコロナ時代に適合しています。この日のランチ客は私ひとりだったのですが、ひっきりなしに
ubereatsのドライバーが訪れていたので、修羅場に強い業態と言えるでしょう。
ランチのセットメニューといったものは特になく、全てはアラカルト注文です。まずはオニオングラタンスープ。単品で800円ぐらいでした。
このスープが実に旨い。チーズの焦げ目やちょっとこぼして焼いたプレゼンテーションなど堂に入ったものがあり、味そのものも玉ねぎの旨味が見事に凝縮されています。ビストロなら倍の値段で出せるクオリティであり、本日一番のお皿でした。
本題のハンバーガー。私は「アボカドチーズバーガー」をチョイス。アツアツのオニオングラタンスープと同タイミングで提供されたためスープを優先するほかなく、結果としてバーガーが後回しになり冷めてしまうという軽い地獄を味わいました。そのへんもう少し気をきかせてくれても良いと思うのだけれど。
バンズが旨い。何でも天然酵母を用いた「峰屋」のオーダーメイド品であり、パン単体としてもレベルの高い逸品です。パティは国産牛100％で成形も焼き上げもお店でやっているとのことですが、グルメバーガーとしては一般的な味覚。
六本木「ALDEBARAN（アルデバラン）」や
芝公園「マンチズ バーガー シャック」と比べると見劣りしてしまいます。また、フレンチフライや備え付けのサラダが全然美味しくないのも課題でしょう。
お会計は2千数百円と、思ったよりも高くつきました。しかしながらあのオニオングラタンスープの美味しさは何物にも代えがたい。そういう意味で、ハンバーガー屋としてはあと一歩というところですが、アメリカン（？）・ダイナーとしては悪くないのかもしれません。ディナータイムにお邪魔し、クラフトビール片手に飲み会するのが正しい使い方でしょう。フライドチキンも美味しそうだった。
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恵比寿も十番に負けず劣らず良い街ですよね。1度住んで、片っ端から食べ歩いてみたいなあ。よそ者ながら印象に残ったお店は下記の通り。
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