Hyatt Regency Mexico City(ハイアットリージェンシーメキシコシティ)

メキシコシティの高級エリア「ポランコ(Polanco)」に位置するハイアットリージェンシー。ハコは一般的なハイアットのそれですが、どこかラテンのノリを感じる空気があり、従業員の皆さんはニコニコと感じが良いです。
1泊2万円強のキングベッドルーム。広さは40平米ほどでしょうか。特に上質な部屋を指定したわけではないのですが、広い窓から公園の緑が飛び込んで来、気持ちの良い雰囲気です。
ライティングデスクやソファもあり使い勝手良し。ここのところ南米の僻地を泊まり歩いていたので、白く清潔でネットが通じるだけで感動してしまいます。
さりげなく置かれたエビアンは600円強と発狂価格。ミニバーの商品もいちいち高く、世界基準の価格設定です。コーヒーメーカーの利用は無料でした。
せ、セーフティボックスがある。南米の一般的なホテルではセーフティーボックスはおろか部屋の鍵もままならないことが多いので、その意識の高さにやはり感動してしまいました。靴磨きやスリッパまで完備されているなど、もはや奇蹟である。
ば、バスタブがあるっっっっっ!蛇口をひねればたっぷりのお湯がいくらでも出て来るため、いちいち感動してしまいました。
白く清潔なタオルが山のようにある洗面台。生水こそは飲めませんが、アメニティやドライヤーまで完備されており、文句のつけようがありません。
トイレに紙が流せるだなんて文明かよ。くどいようですが、南米ではトイレに紙が流せないことが多く備え付けのゴミ箱に捨てなければなりません。こうなってくると日本のウォシュレット文化には異常性すら感じてしまいます。
後進国にしばらく滞在していたためいちいち感動してしまいましたが、部屋の清潔さと機能性、従業員のホスピタリティはピカイチです。この街に用事があった際は再び滞在したいと思わせてくれるホテルでした。


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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。