Hyatt Regency Los Angeles International Airport/ロサンゼルス

LAXから最も近いホテル「Hyatt Regency Los Angeles International Airport」。空港のホテルバスのサインに従って進めば、写真のバスが待機しています。24時間15分おきに出発しているので便利。
まさに空港ホテルともいうべき事務的な内装です。従業員にはホスピタリティのかけらもなく、「はいはい別にウチに思い入れはなくて乗り換えで1泊するだけでしょ」とでも言いたげな、温かみのない対応です。
部屋は広い。ホテルが高いLAにおいて、40平米超の部屋が1泊1.7万円というのは悪くないディールです。
ベッドが特大。マットレスは分厚く枕もちょうど良い高さ。寝具としては最高レベルのクオリティ。コーナーに置かれたソファも広々です。
ライティングデスクではなく、リラックスのためのテーブルと椅子。この椅子がめちゃんこ重たくて自由に位置を動かすのに一苦労。ガッツリPC作業をするには面倒な仕様です。
飲み物は1本4ドルと発狂価格。そのくせスタバのコーヒーは3杯分が無料と謎の価格設定です。ミニバーは無く空っぽの冷蔵庫が置かれているのみ。
クローゼットやセーフティーボックスはむき出し。スタイリッシュではありますが武骨なデザインであり、やはり長期滞在を前提としたホテルではないのでしょう。
バスルームはそれほど広くはありませんが機能的。手術室のように真っ白で清潔。湯量もたっぷり。これが先進国である。
無駄にアメニティが豊富です。こういう部分にお金をかけるんじゃなくて、水などの必需品を無料にして欲しいなあ。
機内で夕食をスキップしたので、ロビー階に降りて軽く食べることに。イートインのコンビニ的なショップがあるのですが、やはり水が5ドル10ドルする価格設定であり、うーん、カリフォルニアは物価が高いなあ。
ポキ丼は弁当に入って、税やらなんやらで2,000円近くしました。ハワイの「オノシーフド」であれば半額で3倍美味しいものが食べることができます。やはり空港周りは全体的に費用対効果が良くないですね。
最上階のジムをのぞいてみると、なんと部屋では1本4ドルのミネラルウォーターが無料で取り放題でした。どうなっとるんやこのホテルは。

立地や機能性、価格については文句はないものの。なんとも温かみに欠けるホテルでした。あくまでトランジットのための割り切って泊まりましょう。


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