Hotaru（ホタル）／ウユニ（ボリビア）

ウユニの街で2019年にオープンしたばかりの日本・韓国料理屋。お隣の写真をメインとした旅行社と経営母体は同じようです。
当店は日本、特に沖縄にゆかりがあるようで、日本の中でも沖縄推しな雰囲気があります。なんでもボリビアには日系ボリビア人コミュニティー「オキナワ移住地」があり、日本や沖縄の文化を重んじる姿勢が見られるそうな。
お茶は無料。ビールは数百円。基本的にはボリビアーノ（現地通貨）での支払いですが、お願いすればUSDの支払いもOK。ただしお釣りはボリビアーノ。クレジットカードは使えません。
私は「豚の生姜焼き」を注文。生姜焼きというよりは、いわゆる中南米の肉の細切り野菜炒めに近い味わい。期待していたほど量は多くありません。
妻は「鶏のから揚げ」。これは由緒正しき唐揚げですねえ。社食や学食程度のクオリティではありますが、南米の僻地で7ドルでコレが食べれるのであるから文句は言うまい。
味噌汁は出汁がきいているわけではなく、なんとも不思議な味わいです。
お米は「オキナワ移住地」で生産されたものだそうで、ボソボソとした食感が気になるもののそう悪くはありません。
残念ながら大戸屋レベルには達しませんが、この僻地でこの価格で日本食を提供できているのはお見事。ウユニで天気待ちしている際に日本食が恋しくなった場合にどうぞ。


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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。