我々は日曜日のランチに予約を入れました。100席超の大箱であり客の入りは3割程度。ディナーでなければ予約は要らないかもしれません。
酒が安い。地元のクラフトビールは1パイント6ドル台から始まり、グラスのワインはとんでもない量が入って10ドル前後です。 昨今のグルメ気取りは「日本のレストランは安すぎるよ、アメリカでは〜」と調子こいていることが多いですが、それはNYやサンフランシスコなど特殊な街の話であって、普通の街であれば普通の価格設定であることがほとんどです。
「エグゼクティブランチ」という高めのコースを注文しました。サラダが付随しており緑の味が濃くなかなか美味しい。ボリュームもたっぷりだ。
パンはイマイチ。クルーズ船におけるそれと大差ない味わいであり、後続の肉のためにも手を付けることは控えました。
肉が焼きあがりました。「Farms Tomahawk Ribeye」と称した肉であり、32オンス(約900グラム)もあります。「マイティー・ソー」のハンマーを想起させるサイズ感であり、「肉を食べるべし」とDNAに刻まれた我が身が震え始めました。
骨と脂を取り外すと可食部は500〜600グラムほどでしょうか。赤身が多いため2人でギリ完食できるかどうかといったボリューム感です。
味付けは塩コショウのみであり、ソースなど軟弱なテクニックは不要です。とにかく肉の味が濃く、これ以上に素材の美点を引き立てる調理は無いのではないか。付け合せの野菜などもシンプルで素直に美味しい。
お会計は税サを含めてもひとりあたり7〜8千円程度です。これは安い。東京のステーキハウスで同程度のものを食べれば2〜3万円は覚悟しないことを考えると、恐るべき費用対効果です。畢竟、アメリカとは牛肉で回っている国なのでしょう。ダラスにお越しになった際はぜひどうぞ、オススメです。
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