■The Voyager Machu Picchu Train
さて、マチュピチュへ向かいます。クスコから車で2時間ほどに位置するオリャタイタンボという駅から電車に乗り込みます。
■マチュピチュ村
2時間ほど経ち、マチュピチュの村に到着。傾斜があり川が流れ、どことなく日本の温泉街のような雰囲気を醸し出しています。
■Restaurant Indio Feliz
https://www.takemachelin.com/2020/01/machuresu.html
マチュピチュで一番のレストラン。オーナーはフランス人で、ペルー料理とフランス料理のフュージョン「フランコ・ぺルアーノ」を楽しませてくれるお店です。詳細は別記事にて。
■マチュピチュ遺跡
朝の5時に起き、6時のバスに乗ってマチュピチュ遺跡へと向かいます。
遺跡の入り口に到着。遺跡内にはお手洗いが一切なく3~5時間はガマンする必要があるのでここで絞り出しておきましょう。また、入場にはチケットの他パスポートも必要になるのでご注意を。
もともとはワイナピチュ山を登ってそこからマチュピチュ遺跡を望む、というプランを計画していたのですが、この時点では天候が悪く足元が心配だったので、急遽「太陽の門」へのトレッキングへと変更。しかしながら我々のガイドが実にポンコツで、足の遅いゲストを置いてスタスタと勝手に歩みを進めて行ったりと酷いものでした。
「太陽の門」に到着。うーん、確かにちょっとした遺跡ではあるのですが、往復3時間をかけてまで見る価値はありませんでした。また、「マチュピチュ遺跡内はペットボトル厳禁!」と旅行会社からしつこく注意されていたのですが、実際にはガイドが率先してペットボトル利用を促していたりと意識の低い遺跡です。
それにしてもガイドが良くないですねえ。日本語ガイドをお願いしたはずなのにその語学力が驚くほど低く、遺跡についての説明が意味不明。電波は通じたのでケータイでウィキペディアを併せ読み。便利な世の中である。
また、前述の「太陽の門」へのトレッキングやワイナピチュ山ならびにマチュピチュ山への登山もオプションとして選択肢に登場しますが、普通の旅行者であればマチュピチュ遺跡さえ見ることができれば充分でしょう。高所・難所・入場規制などのハードルが多い割に果実に乏しいアクティビティでした。
■Hatuchay Inn Restaurante
https://www.takemachelin.com/2020/01/matyulunch.html
遺跡を離れバスで村に戻ってランチ。ガイドが挨拶に来て感想を求めてきたので、真心を込めて彼の不手際を指摘し今後改善に努めるよう伝えると、彼は突然激昂し「二度とペルーに来るな!日本から出るな!」と怒鳴られました。感想を求められたから答えただけなのに何なんだ。
「あなたはどこの国でも何人とでも喧嘩するのね」と妻はゲラゲラ笑っています。ガイドは我に返ったのか「でも、旅行会社にはクレームを入れないで下さいね」と、途端に保身に走り始めました。奴の人生は損得勘定だらけだ。これがペルー流のツンデレである。
■オンリーワントラベル
というわけで、マチュピチュ遺跡こそ素敵ではあったものの、ペルーに対する印象は良くありません。
ちなみに我々は中南米専門現地旅行会社であるオンリーワントラベル社にアレンジをお願いしていたのですが、諸悪の根源はこの会社でしょう。当社はパッケージを企画するだけで、現地のアテンドやオペレーションは提携先の旅行会社または個人に丸投げであり、サービスレベルの維持管理が徹底されていません。現地在住の魅力的な日本人ガイドの場合もいれば、日本語がままならないガイド、前述のゲストを怒鳴りつけるようなガイドもいたりと玉石混淆です。
トランジットのために滞在するというのに空港から1時間もかかる安ホテルを案内したり、屋根があるだけが取り柄の宿泊施設に泊めるなどコスト意識は強いものの、快適な滞在などには無縁の旅行会社でした。読者の皆さん、南米旅行を検討する際は気を付けて下さい。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。