「清湯」を「しょうゆ」と読ませるのは若干キラキラ気味です。韓国語で言うところのパンチャパンチャです。おしぼりと紙エプロンが供されるのが上品で素敵。
注文後5分ほどで着丼。「特製清湯(しょうゆ)つけそば」を注文。1,030円です。
麺は名門製麺所である「浅草開化楼」への特注品。細麺と太麺のあいがけであるのが特徴的。細麺は意外にも歯ごたえがしっかりとあり、小麦の味わいも強く、記憶に残る味わいでした。太麺はモチモチとした弾力が感じられ、太麺原理主義の私としては当然に美味。
つけ汁はサラサラ系。醤油もとい清湯の風味が強く、出汁の旨味を凌駕するほどです。具材はチャーシューに味玉、なると、ネギ、メンマなどなど。
150円の追加料金でお願いした豚肉のほぐし身が旨い。炎で炙っているのか香りが強くジュワっとした凝縮感もあり、そのまま食べてよしスープに投入してもよし。万人受けする味わいでした。
総じて美味しいつけ麺ですが、1,000円は余裕で超えてくるし、また普通に行けばめちゃんこ並ぶことになるので、電車を乗り継いでわざわざ来る、といった具合のお店ではないでしょう。混雑時を外してどうぞ。
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「神保町はカレー屋が多い」とは聞いていましたが、想像以上にカレー屋だらけです。ワイキキのABCストアよりも多いかもしれません。ただしカレーといっても店によって芸風が全く異なり、まるで別ジャンルの料理に感じられることもしばしば。カレー屋だけに絞ってもバラエティに富んだ食生活を体現することができます。
- スープカレー屋 鴻(オードリー) ←ルーとハンバーグの味覚は本物。
- エチオピア ←ルーは絶品、豆サラダと野菜は上々、チキンは普通でライスはイマイチ。
- パンチマハル(Panchmahal) ←「料理最高、接客最悪」と名高い。
- 欧風カレー ボンディ(Bondy) ←野菜やフルーツ、乳製品がたっぷりと溶け込んでいる。
- まんてん ←メガ盛りカレーの聖地。
- アルテレーゴ(ALTER EGO) ←本当にこういう料理がしたいのかどうかが今後の論点。
- ラム ミート テンダー(LAMB MEAT TENDER) ←費用対効果がおかしいことなってる。
- スヰートポーヅ ←中華風ファストフード。
- 咸亨酒店(カンキョウシュテン) ←二日酔いのお粥はココ。
- ろしあ亭 ←ロールキャベツが旨い。
- みかさ ←プレミアム系焼きそばのパイオニア。
カレーにまつわる単語が辞典形式にまとめられ、知っていそうで全く知らないカレーエピソードがたくさん詰まっています。気合を入れてカレーを食べに行く前に目を通してから臨むと楽しさ倍増!