神田 勝本/神保町

隣町の水道橋に本店があるつけ麺屋。ランチタイムは常に10人超の大行列。私は15時頃に訪れて待ち時間ゼロで入店できましたが、それでも店内は満席に近い状態であり、人気のほどが伺えます。
「清湯」を「しょうゆ」と読ませるのは若干キラキラ気味です。韓国語で言うところのパンチャパンチャです。おしぼりと紙エプロンが供されるのが上品で素敵。
注文後5分ほどで着丼。「特製清湯(しょうゆ)つけそば」を注文。1,030円です。
麺は名門製麺所である「浅草開化楼」への特注品。細麺と太麺のあいがけであるのが特徴的。細麺は意外にも歯ごたえがしっかりとあり、小麦の味わいも強く、記憶に残る味わいでした。太麺はモチモチとした弾力が感じられ、太麺原理主義の私としては当然に美味。
つけ汁はサラサラ系。醤油もとい清湯の風味が強く、出汁の旨味を凌駕するほどです。具材はチャーシューに味玉、なると、ネギ、メンマなどなど。
150円の追加料金でお願いした豚肉のほぐし身が旨い。炎で炙っているのか香りが強くジュワっとした凝縮感もあり、そのまま食べてよしスープに投入してもよし。万人受けする味わいでした。
総じて美味しいつけ麺ですが、1,000円は余裕で超えてくるし、また普通に行けばめちゃんこ並ぶことになるので、電車を乗り継いでわざわざ来る、といった具合のお店ではないでしょう。混雑時を外してどうぞ。


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