■空港から市街地へ
税関を抜けるとすぐに空港バスカウンターがあります。オッチャンと目が合いどこへ泊まるんだと聞かれ、ちょうど停留所の近くでもあり、数分後に出発するということだったので、そのまま利用することに。
空港の建屋を出てすぐの場所にバスが止まっており、運転手にチケットを見せれば出発進行。料金は5リンギットすなわち150円と格安。もちろんGrab(タクシー配車アプリ)などを利用しても大して価格は変わらないのでお好みでどうぞ。
■ヒルトン コタ・キナバル(Hilton Kota Kinabalu)
https://www.takemachelin.com/2019/11/hilton-kota-kinabalu.html
1泊500リンギット、すなわち1.5万円とまずまずの価格設定。NYなどアメリカの大都市で同等のホテルに止まれば5万円は堅いことを考えれば、悪くないディールです。分類としては高級ホテルなのでしょうが、無駄はキッチリと削ぎ落とされているため、ビジネスホテル的な印象を受けました。詳細は別記事にて。
■Welcome Seafood Restaurant
https://www.takemachelin.com/2019/11/welcome-seafood-restaurant.html
連日連夜ローカルピーポーで大盛況。テーブルの番号札を持って生け簀の前に行くと、店員がマンツーマンでマークしてくれます。言葉ができれば食材とその量、調理法を指定するのが正しい利用方法なのですが、英語すら怪しい私は隣に掲示された調理法のテンプレートを指差します。詳細は別記事にて。
■タンジュン・アル・ビーチ(Tanjung Aru Beach)
https://www.tripadvisor.com.my/Attraction_Review-g298307-d9696088-Reviews-Tanjung_Aru_Beach-Kota_Kinabalu_Kota_Kinabalu_District_West_Coast_Division_Sabah.html
市街地と空港の間にあるパブリックビーチ。ビーチの長さは5kmと距離はあるのですが、砂がそれほどキレイでなく、海水の色も微妙で匂いもある。沖縄やハワイの海に慣れた日本人にとってはそれほどキレイに思えないかもしれません。
■サバ州立モスク(Masjid Negeri)
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298307-d6872444-Reviews-Sabah_State_Mosque_Masjid_Negeri_Sabah-Kota_Kinabalu_Kota_Kinabalu_District_West_.html
市街地とタンジュン・アル・ビーチの間にあるモスク。5,000人が収容可能な特大のモスクです。礼拝時間以外は異教徒でも見学できるそうなのですが、こちらは短パンと適切な服装でなく冷やかしも良くないと思い、外観を写真におさめるに留めました。
■Kedai Kopi Yee Fung(怡豐茶室)
https://www.takemachelin.com/2019/11/kedai.html
「コタ・キナバル ラクサ」でググるとたいてい一番にヒットするのが当店。土曜の午前10時に訪れたのですが、この熱気熱気熱気!お会計は700円チョイと格安。成城石井の惣菜が600円することを考えれば大変リーズナブルです。詳細は別記事にて。
■コタ・キナバル市立モスク(City Mosque)
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298307-d457121-Reviews-Kota_Kinabalu_City_Mosque-Kota_Kinabalu_Kota_Kinabalu_District_West_Coast_Division.html
市街地の北のラグーンに面したモスク。収容人数は1万人強。中には入れず外観の写真を撮るだけでした、独特の美しさがあり私は結構好きです。
■コタ・キナバル・ウェットランド(Kota Kinabalu Wetland)
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298307-d2493191-Reviews-Kota_Kinabalu_Wetland_Centre-Kota_Kinabalu_Kota_Kinabalu_District_West_Coast_Divi.html
街のど真ん中にある巨大な湿地帯。ノリとしては皇居のように、なぜこんなところに大自然が!?的な存在です。人は全くおらず、聞きなれない動物の声や虫の音、沼のボコボコした振動が感じられ不気味です。
ぐるりと周って30分ほどのちょうど良い長さなのですが、唯一見かけた人間が写真の彼女。おいおい大丈夫か独りでそんな舗装されてないジャングルの奥まで行って。本来は野鳥や魚の生態を観察するエリアなのですが、山賊が出てきたり神隠しにあったり完全犯罪があっても不思議ではない空間でした。
■佑記肉骨茶(Yu Kee Bak Kut Teh)
https://www.takemachelin.com/2019/11/yu-kee-bak-kut-teh.html
コタ・キナバルでトップクラスの人気を誇るバクテー屋。お会計は1,000円かそこら。これは、アリ。豚肉の色々な部位を独特の調理法で楽しむことができ、青菜やチマキの味わいも併せて価格を考えれば絶品と評して良いでしょう。詳細は別記事にて。
■Wisma Merdeka
http://www.wismamerdeka.com/home.php
「コタ・キナバル 両替」でググると何故かトップを飾るショッピングモール。ショッピングモールと言っても小綺麗な雑居ビルというテイストであり、香港の重慶大厦に雰囲気は似ています。
グランドフロアに両替商があって、なるほどいずれもレートが良い。私は空港到着時に空港の両替商で当座のために1万円を335リンギットで交換したのですが、ここでは1万円が390リンギットにもなりました。1万円で1,500円以上の差というのは凄い。「ドルとユーロ以外は現地で換えろ」という海外旅行の鉄則はコタ・キナバルでも生きています。
■KFC
https://kfc.com.my/
誰かが「マレーシアは鶏肉が本当に美味しい。KFCですら美味しい」と言っていたので、ほんまかよと思って確かめにお邪魔しました。2ピースで10リンギットすなわち300円です。
普通に美味しいです。が、日本のKFCも普通に美味しいので、マレーシアの鶏がどうのこうのというのは怪しく感じました。1ピース150円というのは日本に比べると安いですが、他のマレーシアの食べ物の物価を考えると割高。わざわざ旅行に来てまで食べる必要は無いでしょう。あと、お盆が割れている。
■海沿いのマーケット
街の西側海沿いには様々な市場が連なります。最も有名なのは「ウェット・マーケット」でしょうか。魚をビッタンビッタン放り投げ、氷水をバッシャンバッシャンかけてくるのでリアルにウェットです。キレイな服装では絶対に訪れてはいけません。
野菜の市場、果物の市場、乾物の市場など、専門によって細分化されています。干物の香りに誘われてドライシーフード的な市場に迷い込んでしまったのですが、明らかに業務用に売られており、私は明らかに観光客なのに、店員がボディコンタクトありの全力で勧誘してくるから疲れた。
その他、フードコート的なレストランもあるのですが、いずれも呼び込みをしているような観光客向けのお店であり割高に感じました。コタ・キナバルにはローカルが行くシーフードレストランがいくつかあるので、そっちに行ったほうがリーズナブルでしょう。
■キナバル国立公園(Kinabalu Park)
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298306-d320273-Reviews-Kinabalu_Park-Sabah.html
VELTRAから1日ツアーを予約し、コタ・キナバルの市街地から2.5時間、世界遺産のキナバル国立公園へ。なのですが、ひたすらに葉っぱの説明ばかりされて全然アガりませんでした。もっと動物とかを観るツアーとかのほうが良かったかな。
■MOUNT BORNEO RESTAURANT/キナバル国立公園
https://www.takemachelin.com/2019/11/mount-borneo-restaurant.html
ガイド曰く「このレストランはウチでしか使っていない高級店」とのことです。ツアーのランチは軽く地獄であることが多いですが(特にサンクトペテルブルク)、ガイドが胸を張るだけあって当店は割に美味しかった気がします。都会で地元民相手に商売をやっていたらもっと高みを目指したであろうに。詳細は別記事にて。
■ラフレシア・ガーデン(RAFFLESIA GARDEN)
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g3539442-d2267895-Reviews-Napalus_Rafflesia_Garden-Poring_Ranau_Sabah.html
キナバル山麓に世界最大の花「ラフレシア」を鑑賞できる場所があります。咲いているときのみのオープンであり、30リンギット(900円)を要します。ラフレシアは栽培することができず、蕾の期間が1年以上と長く、開花時期の予想が難しい上、一生のうちにたったの5日間しか咲かないという観光客泣かせの花です。
我々は運良く80センチクラスを確認することができました。確かにデカい。が、もうちょっとビオランテ的なものを期待していただけに、まあこんなもんかというのが素直な感想です。花粉をハエに運んでもらうために腐臭を発しておびき寄せるとのことですが、特にそういった匂いも感じられず。色々と拍子抜けした花でした。
■キャノピーウォーク(Poring Treetop Canopy Walk)
https://www.tripadvisor.com.my/Attraction_Review-g298307-d3200986-Reviews-Canopy_Walk-Kota_Kinabalu_Kota_Kinabalu_District_West_Coast_Division_Sabah.html
地上40mの木に架けられた吊り橋で、もともとは自然や動物を観察するために作られたものですが、いまでは観光客に人気のアトラクションとなっています。カメラとケータイの持ち込みは1台5リンギットで、ビデオカメラは30リンギットなのですが、じゃあカメラやケータイで動画を撮る場合はどっちなんやとイートイン脱税的な議論が脳裏を掠めました。
■ポーリン温泉(Poring Hot Springs)
https://www.tripadvisor.com.my/Attraction_Review-g298307-d455059-Reviews-Poring_Hot_Springs-Kota_Kinabalu_Kota_Kinabalu_District_West_Coast_Division_Sabah.html
キャノピーウォークに隣接する温泉。太平洋戦争時代に日本軍が掘り当てたものです。水着で入ったり、足湯のみ浸かったりと日本の温泉アトラクションに似ています。温水プール的な巨大な浴槽もあり、観光客というよりは地元の方が遊びに来ているという印象です。
■キナバル山の眺望景観区(Mount Kinabalu Lookout)
https://www.tripadvisor.com/Attraction_Review-g1720863-d17735182-Reviews-Mount_Kinabalu_Lookout-Kota_Belud_Kota_Belud_District_Sabah.html
運良く雲が晴れ、東南アジア最高峰のキナバル山を一望することができました。標高は4,095.2mと迫力がありますが、技術的に難しい所は無いらしく、日本の年配の方も楽勝で登頂しているとのことです。
■Jothy's Fish Head Curry and Banana Leaf Restaurant
https://www.takemachelin.com/2019/11/jothys-fish-head-curry-and-banana-leaf.html
コタ・キナバル市街地に戻り有名なカレー屋へ。日本人のひとり客は珍しいのか、色んな従業員が入れ替わり立ち代わり私のテーブルを訪れ、「旨いか?」「辛くない?」「よく食べるねえ」「口コミ書いてね」とたっぷり絡んでくれました。なんやかんやで10人近くとおしゃべりした気がする。おひとり様なのに賑やかなテーブルである。詳細は別記事にて。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。