ヒルトン コタ・キナバル(Hilton Kota Kinabalu)/コタ・キナバル(マレーシア)

2017年にグランドオープンした「ヒルトン コタ・キナバル(Hilton Kota Kinabalu)」。プライベートビーチは無いものの市街地に近くアクセス至便。
開放感のあるロビー。当館はこれでもかというほど直方体をしており、どこに何があるか直感的に理解することができます。会議室や宴会場が妙に多く、ビジネスでの利用が多いのかもしれません。
部屋の広さは35平米ほどでしょうか。先日宿泊した香港のマリオットよりもひと回り小さいですが、構造などはとても良く似ています。
ライティングデスクは独立しておらず、壁に繋がっている仕様です。wifiは有料と書かれていたのですが、チェックインするとメールが送られて来、それに従いチョイチョイ登録すると全て無料で使えるようになりました。意図がよくわからんUXだ。
玄関方面を望む。なぜかバスルームがガラス張りで丸見えです。もちろんブラインドを下ろすことは可能なのですが、やはり意図がよくわからない。それでもこういった誂えのホテルは一定数以上存在するので、それなりの需要はあるのでしょう。
バスルーム。バスタブは無くシャワーのみ。やや水勢が小さいのが気になりました。
清潔に整えられた洗面所。タオルがたっぷりで非日常感を演出します。アメニティはブランドものではなく恐らくはヒルトン独自のものでしょう。
トイレはバスルームから独立しています。が、やはりガラスで丸見えという誂えであるため、あまり独立タイプのメリットを活かしきれていないような気がします。
ミニバーは貧弱。インスタントのコーヒーとティーバッグがあるのみであり、ビジネスホテルのそれと同等です。
バスローブ、アイロン、スリッパ、セーフティボックスなどの基本的な装備はあり〼。
フィットネスルーム。客室数は300ほどなので、それほど豪華というわけではありません。
屋上のプールはいいですねえ。25メートルプールをひとまわり小さくしたようなサイズ感ですが、デイベッドやソファの配置やバーの存在など、大人のリゾート感のある演出が光りました。
1泊500リンギットすなわち1.5万円とまずまずの価格設定。NYなどアメリカの大都市で同等のホテルに止まれば5万円は堅いことを考えれば、悪くないディールです。分類としては高級ホテルなのでしょうが、無駄はキッチリと削ぎ落とされているため、ビジネスホテル的な印象を受けました。子供はあまり楽しめないかもなあ。ビジネスもしくは大人のカップルでどうぞ。


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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。