開店時間の3分後にお邪魔したのですが、すでに半分以上の座席が埋まっていました。店員は全員が中国人であり、店員同士の会話には中国語が飛び交う。まるで中国の大衆食堂にお邪魔したような錯覚をおぼえました。
着席と同時に自動的に並べられる水・タレの皿とモヤシ・ニラ玉。ニラ玉はニラ玉というよりはニラ入りのスクランブルエッグと呼んだほうが良いかもしれません。料理下手の主婦が作り置きしたようなカチカチの冷え冷えであり、あまり美味しくありません。
ゲストのほとんどは近隣の会社員と思しき人々であり、その大半がランチタイム限定の「焼餃子定食」を注文していました。
しかし私はスペシャリテを余すところなく堪能したい。ゴハンものの定食はパスし、「焼ぎょうざ」と「水ぎょうざ」をW注文。「小籠包」も気になったのですが、先月台湾一周旅行を達成してきたばかりであり小籠包にはうるさいつもりだったので、今回はパス。
まずは「焼ぎょうざ」。博多の餃子といえば親指程度の小さいものをズラりと並べることが一般的ですが、当店のそれは赤子のゲンコツほどのサイズがあります。小麦粉から手作りで皮を作り、注文を受けてからバリっと焼き上げた餃子は見るからに美味しそうです。
具材もギッシリ。肉だけでなく野菜も多いのが特徴的であり、双方のエキスがスープとなって小籠包のように迫りくる。下味が強いのでタレなど漬けずともそのままで美味しい。これで8つ600円というのは薬院の奇跡である。
少し間をおいて「水ぎょうざ」。ピークタイムだというのにゲストの注文内容ならびに食べるペースに気を配ってくれています。
餃子のタイプによって皮の厚みを変えてあるようで、「焼ぎょうざ」に比べると相当に皮が分厚くおなか一杯になります。モチモチとした食感は病みつきとなるのですが、「焼ぎょうざ」に比べるとパンチに欠ける面もありました。一見のお客は、まずは「焼ぎょうざ」 を注文したほうが良いでしょう。
良いお店を見つけました。日本人でこのお店を悪く言う人はまずいないでしょう。今度は夜にお酒を前提として大人数で色々注文したいな。通販も行っているようなので、中華版のホームパーティーで使ってみようっと。
人気の記事
- イケアの倉庫で絶望し、アイケアの配送に発狂した
- ファーストクラスで世界一周できたカラクリ
- ブラチェリア バーヴァ(braceria BAVA)/大門
- モテ男は複数の予約を入れておき、当日女の子に選ばせて、後はドタキャンするのがスマートという話
- 「男におごられっぱなしの女は風俗嬢以下だ」刃物でも抜くように夫は言った。
- 某高級鮨店において港区ババァが大暴走した話。
- 日本の男は皆ロリコン。フランスと日本のレストランを比較して抱いた違和感について。
- 悪いニュースと良いニュースがございまして、まずは悪いニュースから。貴店についての記事は書かせて頂きます。
- 高級レストランでナメられないためのマナー集
- もう疲れた。うどんが主食氏の事件について1日5回は聞かれる。
- 「東京タラレバ娘」状態に陥った女子を救うたった1つの方法
- 旦那の悪口を言う女は一生幸せになれない
- グルメブロガーの苦悩2017
- バレンタインに手作りチョコだけは勘弁して欲しい
- 「お代は結構ですから悪く書かないで下さい」とシェフに懇願された話
- 3ヶ月前にトラブった例の店からの電話が鳴り止まない
- 慶應生の逆襲、東京カレンダーへの報復
- ザ・レストラン by アマン/大手町
- 何そのクソブログ聞いただけで超読みたくねえ
- 麻布れとろ/麻布十番
- 若手のパリス・ヒルトンとBBQした結果www
- ミシュラン星付きレストランを200軒食べ歩いた私が成城石井でいつも買うもの
- UBERおよびLyftとタクシーの比較