■三道門建築文創旅店(3 Door Hotel)
https://www.takemachelin.com/2019/08/3-door-hotel.html
在来線台南駅から徒歩7〜8分のデザイナーズホテル。ぐうの音も出ないほどオシャレです。しかしながらオペレーションについては首を傾げる点が多々あり、例えば部屋まで案内はしてくれるのに荷物は持ってくれなかったりとスタッフの謎行動が多い。詳細は別記事にて。
■安平古堡/台南
世界史の授業では「ゼーランディア城」として学んだでしょう。1624年に建設された台湾で最も古い城堡であり、オランダ統治時代にはオランダ東インド会社による台湾統治の中心地として、また鄭氏政権時代には3代にわたる王城として使用されていました。これ単体ではふうんという建物なので、後述の「安平樹屋」と共に訪れましょう。■德記洋行/台南
「安平樹屋」(後述)と「安平古堡」の間に位置する白い洋館。イギリスの貿易商「德記洋行」の拠点です。当時の生活の様子やビジネスを伝える資料などが展示されているのですが、漢字ばっかりでよくわかりませんでした。「安平樹屋」とセットで訪れるべき観光地です。
■安平樹屋/台南
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g13792460-d2168815-Reviews-Anping_Tree_House-Anping_Tainan.html
先の「德記洋行」が日本の製塩企業の手に渡り、当該会社が撤退した後に建物が放置され、長い年月をかけてガジュマルの木に浸食された廃墟。見学ルートが上手く整備されており、その迫力はアンコール遺跡群さながら。ミシュラングリーンガイドでは2ツ星を獲得。植物の生命力を直に感じることのできる観光地です。
■樹屋珈琲/台南
https://www.facebook.com/treehousetainan/
しかし我々はビールを飲む。地元のクラフトビールが山ほど用意されており、いずれも1本400円程度と観光地にしては悪くない価格設定。「安平樹屋」を散策した後の水分補給にどうぞ。
■安平老街/台南
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g13792460-d11865161-Reviews-Anping_Old_Street-Anping_Tainan.html
安平地区にある老街(旧市街)。オランダ統治時代に造られた古い商店街であり、コスモポリタンな雰囲気を纏った不思議な通りです。もちろんココ単体で訪れるというよりは「安平樹屋」とセットで訪れるべき観光地です。
■周氏蝦捲/台南
https://www.takemachelin.com/2019/09/ebi.html
安平地区の名物といえばシーフード。とりわけエビ関連の料理が有名で、コチラはエビを使ったファストフード店です。あまり気負わずサクっとエビを食べると考えれば悪くないお店。詳細は別記事にて。
■台南駅
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g13806497-d10318305-Reviews-Tainan_Station-East_District_Tainan.html
高鐵(新幹線)ではなく在来線の台南駅です。台南の玄関口として市を代表する中心駅であり、台湾最西端の駅でもあります。
以前ご紹介した通り、我々は外国人向け5日間乗り放題パスを利用するのですが、窓口で特急を予約しようとしても「このパスは使えない」「なんだこりゃ?」「へぇ〜、こんなのあるんですね」のように仕組みをわかっていない駅員が殆どであり、粘り強く駅員を捕まえ続けてようやくバイトリーダーみたいな奴が「これは例のあのパスだ」と手続きを進めるという体たらく。同じパスを利用する方、一度断られても諦めてはいけません。これが海外旅行です。
■高雄婆婆冰/高雄
https://www.takemachelin.com/2019/09/kaki_11.html
高雄の街で最も有名なカキ氷屋のひとつ、「高雄婆婆冰」。これはもう、どうやったって美味しいですね。氷やシロップの味わいはもとより、マンゴーそのものの味わいが爆発的に美味。これだけ高品質のマンゴーは日本中を探しても中々に巡り合うことができないでしょう。おまけにこれ1杯で400円ほどと奇跡の価格設定。銀座であれば1時間以上並んで2千円取られてもおかしくないクオリティです。詳細は別記事にて。
■鴨肉珍/高雄
https://www.takemachelin.com/2019/09/kamoniku.html
絶品カキ氷「高雄婆婆冰」の数軒隣にある「鴨肉珍(Yarouzhen)」。創業65年を超える老舗であり、高雄においてアヒル料理にかけては頭ひとつ抜けています。ちなみに台湾において「鴨」とは「アヒル」を意味し、高雄においてはポピュラーな食材です。詳細は別記事にて。
■駁二芸術特区(The Pier-2 Art Center)/高雄
https://pier-2.khcc.gov.tw/
旧倉庫街をリノベーションしたアートスポット「駁二芸術特区(The Pier-2 Art Center)」。高雄港に面した広いエリアに前衛的なオブジェや壁画などが点在し、のんびりお散歩するに最適の観光地。
いわゆる「映える」場所であり、そっち系グラマーな方には1日いても時間が足りないスポットです。カメラを持って出かけましょう。
■紅陶上海湯包/高雄
https://www.takemachelin.com/2019/09/beni.html
シェフはかの鼎泰豊で修行した後に独立した方であり、味わいのベクトルは鼎泰豊に酷似しています。飲んで食べてひとりあたり3千円弱。店の風格や料理のクオリティを考えれば信じがたいほど割安な価格設定です。子連れ入店もOKだしクレジットカードも利用可能。高雄グルメの入門編として最適なお店でしょう。詳細は別記事にて。
■高雄牛乳大王/高雄
https://tabelog.com/taiwan/A5402/A540201/54000043/
台湾じゅうで飲まれている「木瓜牛乳(パパイヤミルク)」の元祖がココ「高雄牛乳大王」。24時間営業なので観光客にとっては嬉しい。パパイヤミルクだけでなく、フライドチキンやハンバーガーも取り扱っており、飲物主体のファーストフード店のような存在であり、1966年創業の老舗です。
なのですが、肝心の「木瓜牛乳(パパイヤミルク)」は大して美味しくありません。それもそのはず、パパイヤそのものは味の薄い果物であり、それを牛乳で割ってもなんだかなあというのが私の率直な感想。マンゴーやパイナップルのほうがパンチのある味覚で好きですね。話のタネにどうぞ。
■六合夜市/高雄
「駁二芸術特区(The Pier-2 Art Center)」と双璧をなす観光資源「六合夜市」。高雄市最大の観光夜市です。毎晩開催で便利。全域が歩行者天国となるので動き易い。台湾の交通部観光局が選ぶ「最も魅力のある夜市」に、台北の「士林夜市」とともに選ばれたこともありますが、「士林夜市」のほうがエンタメ感が強く観光客には嬉しいかも。
台湾一周旅行「環島」目次