雰囲気は神谷町よりもナポリ感が強い気がします。従業員の多くがイタリア出身のイタリア人であり、イタリア語が普通に飛び交います。ナポリブルーのタイル張りの大きなピザ窯がカッコイイ。
ランチセットは1,200円と格安。サラダの葉っぱの鮮度は微妙ですが、ドレッシングの酸味の強さに思いきりがあり、何かにつけてマイルドな日本の料理とは一線を画します。
スペシャリテの星型ピッツァ「ドンサルヴォ」。一般的なピッツァ群であればランチセット1,200円なのですが、コチラは特別メニューであるため1,800円です。それでもディナーであれば2,350円という中々の価格のものなので、ランチで食べるに大そうお得な選択です。
中央は水牛のモッツァレラを用いたマルゲリータ、星型のくぼみ部分はリコッタチーズとサラミのピッツァ。1枚で2種類の味を楽しめます。モチモチとした生地の食感が素晴らしく、生地そのもが美味しい。気前の良い量のリコッタチーズの酸味が素晴らしく、かなりヘヴィなポーションながら(恐らく通常のピッツァの1.5倍ほどの量がある)ペロりと食べ進めることができます。
エスプレッソの味わいも本格的。ここまで出して1,800円というのは非常にリーズナブル。普通の女子は「ドンサルヴォ」は食べ切れないかもしれないので、1,200円の一般的なピッツァに留めておいたほうが良いかもしれません。でも、「ドンサルヴォ」、旨いんだぜ。
神谷町店と変わらず素晴らしいお店でした。駒沢大学のほうがハコが大きく迫力のあるレイアウトなので、グループでお邪魔するに最適。ここでカジュアルな飲み会を開催できれば貴方の株はうなぎ登りとなること間違いなし。オススメです。
関連記事
東京はピッツァのレベルが恐ろしく高い都市です。世界的に見てもナポリの次の世界2位ではないでしょうか。百花繚乱の東京ピッツァ市場をまとめました。
- タランテッラ ダ ルイジ/白金高輪 ←前菜含めた総合力という意味では一番好き。
- ナポリスタカ/神谷町 ←東京タワー真下という立地に星型のピッツアというオリジナリティ。
- ナポリスタカ/駒沢大学 ←ランチも抜群。1枚でボリューム満点。
- ラッテリア ベベ カマクラ/鎌倉 ←「好きなピッツェリアはどこですか?」と問われると、いの一番に挙げたいお店
- エンボカ/軽井沢 ←美味しい車輪の再発明
- エンボカ/代々木上原 ←ヨーロッパを頻繁に出張する方も唸る丁寧な作りこみ。
- ジャンカルロ トウキョウ/麻布十番 ←大き目のサラダに抜群に旨いピッツァ、食後のお茶がついて1,000円ポッキリ
- サヴォイ/麻布十番 ←まるで蕎麦屋。2種のみのピッツァを15分で掻き込んで駆け抜ける爽快感。
- SAVOY とまととちーず店/麻布十番 ←サヴォイのピッツァを腰を据えて楽しめる店。
- ピッツエリア ファッブリカ トクマル/元住吉 ←郊外でもキラりと光るリーズナブルなピッツェリア。