一心古早味蛋餅/台中(台湾)

台中は宝覚寺から徒歩数分にある蛋餅(ダンビン)専門店。店といっても屋根があるだけの完全オープンエア形式であり、マジで気軽に訪れましょう。平日は朝食に訪れる人が多くテイクアウトも可能。週末には1時間近くの待ち行列が生じるそうな。
ちなみに「蛋餅(ダンビン)」とは台湾風の卵焼きクレープのこと。メニューを見ても何のこっちゃ全くわかりませんが、店員のひとりがある程度日本語を知っているようで、「タマゴ」「チーズ」「ミックス」など、代表的な食材については教えてくれます。
2枚の蛋餅を注文し席に座って出来上がりを待っていると、先の店員がニコニコと飲物を手渡してきました。「サービスサービスゥ」葛城ミサトかよ。ちなみに私は注文の際、一切発言することはなく、指を指し首を振り頷いていただけです。それなのにスタバのベンティ級の豆乳をゲット。得するキャラである。
料理が出揃いました。テーブルを埋め尽くす蛋餅と豆乳。ちょっとしたパーティ感がありますが、向かいの2人は相席の大学生風の男子です。
コチラは卵のせ。卵黄が日本のそれよりも真っ黄色で、海外に来たことを実感します。生地は厚くクレープというよりは薄めのお好み焼きに近い。塩味は控えめですが、コショウやハーブ(バジル?)の風味が強い。
こちらはチーズ。恐らくは複数種のチーズが加えられており、伸びる部分と旨味の部分が上手に棲み分けられていました。チーズの水分が飛び、先の蛋餅に比べるとカリカリに仕上がりサクサクと食べ進めることができます。個人的には断然チーズ派。
いずれも絶品というわけではありませんが、1枚100円かそこらの支払い金額と考えると、その費用対効果は抜群です。旅行者が並んで食べるほどのものでは無いので、平日の昼間のオフピークを狙っていきましょう。


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