チェックイン。スタッフの英語レベルは怪しいですが、それは私も同じことなので、案外上手くいくものです。
ロビー脇にカフェが併設されており、(おそらく)地元の人々が普通にカフェ使いしていました。
入室して驚き。なんなんだこの広さは。私の予約は1泊1万円を切っており、チェックイン時に特にアップグレードだとも伝えられていなかったので、心の準備ができておらずうろたえてしまいました。
角部屋で丸みを帯びたガラス窓が部屋全体を包み込んでいます。
これは100平米を余裕で超えており、はっきり言って私には使いこなせません。
ライティングデスクも大きな窓に面しており、その解放感よりも日焼けは大丈夫かと心配してしまう小心者の私。他方、夜間の照明は暗く椅子もグラついておりwifiも遅い。作業環境としては最悪であり、広けりゃいいってもんじゃないですね。
リビングルームには巨大なテレビと巨大なソファが用意されているのですが、テレビを観る習慣の無い私にとっては無用の長物です。
バスルームも特大。何故かバスタブからベッドルームがスケスケです。台湾こういうホテル多いな。こういうプレイ好きなんかな。
当然にシャワーとバスタブは分離されています。私は普段バスタブに浸かる習慣が無いので、このシャワーしか使いませんでした。
バスルーム奥にあるトイレ。そう、この部屋はトイレがふたつあるのです。掃除する人に申し訳ないので、こちらは一切使用せず立ち入り禁止区域としました。
こちらは入り口すぐの廊下にあるお手洗い。洗面所はありますが石鹸やタオルは置かれておらず、ところどころ詰めは甘い。
朝食が自動でついてきました。
ビュッフェ形式ではありますが、昨日泊まった高雄「康橋商旅(Kindness Hotel)」に比べると随分と貧弱です。
サラダと野菜の炒め物をチョイチョイつまみましたが、日本のビジネスホテルと同等かそれ以下でした。
途中、遠征中の野球少年たちがワラワラと湧き出して食事どころではなくなってしまいました。
1泊1万円の部屋とは思えない広さだっただけに、ソフト面が1泊1万円のままだとどうにもチグハグに感じてしまいました。やはりホテルは広けりゃいいってもんじゃないですね。ホテル選びの鉄則「最高級ホテルの一番安い(狭い)部屋を予約せよ」を再認識した滞在でした。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。
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