三代福州意麵老店/台中(台湾)

やはりブルータスの台湾特集で取り上げられていたお店。このムックは本当に素晴らしいので台湾旅行を計画している方は絶対に買いましょう。また、アマプラ会員ならkindleで無料で読めます。
台中は第二市場、「山河魯肉飯」の次に行列が長いのが当店です。「三代目」との冠どおり創業100年以上の老舗です。「山河魯肉飯」に比べるとスペースが狭いので混雑に迫力がありローカルな雰囲気が強い。
席に案内されると同時に記入する形式の注文票を手渡されます。もちろん何が書かれているかサッパリわからないのですが、店員を捕まえて「あの人が食べているのと同じものを」的にジェスチャーすれば何とかなるものです。ちなみに当店の店員は市場にありがちな愛想のなさはなく、ニコニコと接してくれます。
(たぶん)スペシャリテの「乾意麺」。フェトチーネ的な平打ち麺にタレと具材を絡めて食べる麺です。麺にコシはなくツルツルとした喉越しを楽しむ芸風です。そぼろ肉は見た目ほど味が強くなく食べてみると存在感は薄い。他方、塩やネギの風味は強く、ある意味では日本の塩焼きそば的な味覚です。
店員のおばちゃんがニコニコとお団子を持ってきてくれました。つくづく得な性格である。
こちらはワンタン?水餃子?コショウの風味が強くパクパクと爽やかに食べ進めることができます。

支払金額は合計で200〜300円でした。安い。麺などはあまり私のタイプではありませんが、この支払金額であれば文句は言えません。皆、(私がサービスでもらった)団子が入ったスープとのセットを注文しているようなので、胃袋にスペースがある方はセットで注文すると良いでしょう。
食中、タピオカミルクティーの試飲のおねいさんがやって来ました。このお店のものではなく、他店のものです。日本の居酒屋でタバコを持ってくるキャンギャルは見たことがありますが(00年代初頭の渋谷ちとせ会館レモンハウスなど)、他店の飲食物の試飲は初めての経験です。


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