レストラン竜/久米島(沖縄)

久米島の日曜日、特にお昼は開いているお店が少ないため、ランチ難民が激増します。私はイーフビーチあたりに滞在していたのですが目ぼしい店が無く、わざわざ車で仲泊地区まで移動してきました。
 1979年創業の老舗。座敷を含めると100席以上はある大箱で、観光客はもちろん地元の方が宴会などで使用しているようです。メニューも典型的な沖縄料理から創作料理までとろとめのないラインナップ。
私は看板料理の「久米島そば」を注文。久米島のそばは味噌仕立てであることが多いですが、当店は鰹、鶏、豚から取った澄んだスープ。縮れ気味の平打ち麺の量が多く、これ1杯でお腹が膨らみます。トッピングもベーシックに美味しく、特にサクナチキアギと言って、チキアギ(かまぼこ)にサクナ(長命草)を絡めて揚げたものが心に残りました。
こちらは久米島赤鶏の唐揚げ。久米島発のブランド鶏であり、ヒナを100日かけて育てる箱入り娘です。力強いというよりもクリアな味わいであり、雑味が一切ありません。ただし調味がほとんど無く、やや食べごたえに乏しく感じました。

お会計は972円と1,000円を切りました。那覇や東京であれば確実に1,000円を超えるクオリティでありリーズナブル。日常に溶け込む素朴な味わいのレストランでした。


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1年で10回沖縄を訪れることもあります。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。
TACが世に出した一風変わった沖縄本。もはやガイドブックではなく参考書の域です。非常に情報量が多く、かつ、うまく整理されており読みやすい。大判ではないので持ち歩きやすいのも素晴らしいです。オールカラーの割に高くない。数多ある沖縄ガイドブックの中では突出した存在です。

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