ぼくの店おじさん/座間味島(沖縄)

ダイビングの昼休憩で訪れた店。トップシーズンであったので、平日昼間ながらも15分近く行列しました。店名のセンスがしびれます。
店内は4卓ほどしか座席が無いのですが、外にも広いテラス席などが用意されており、総収容人員は中々のもの。ホールはひとりでまわしておりどう考えても満卓では厳しいオペレーション。ゲストが気を使って自主的に皿を下げたりもしており、みんなでクリエイトする店だ。
那覇でのちゃんぽんトークに興味を抱き、ちゃんぽんを実践することとしました。行列に15分、注文を取るまでに5分、提供に10分と結構待ったぜ。この後にアクティビティを入れている方はそのおつもりで。
セットにミニソバがついてきます。平たく言うとすまし汁なのですが、それに沖縄風の麺が加わるだけで一気に沖縄らしさが生じます。
主題の「ちゃんぽん」。強めに調味された肉野菜炒めらしき具材を天地返しすると、、、
ゴハンが出てきました。そう、沖縄で「ちゃんぽん」と言えばラーメン的なものを指すのではなく、このように中華丼のようなものを意味するのです。長崎ちゃんぽんの接頭に「長崎」を付けるのも意味があるのだ。800円にしてはかなり美味しい。ボリュームも満点。
周りの客を見渡すと、どの料理も美味しそう。個人的に丼から具材がはみ出しまくってるカツ丼に惹かれたのですが、さすがにちゃんぽんとの連食は厳しい。次はいつ来れるだろうか。
想像を絶する客足を捌いているというのに、厨房は疲れ知らずに中華鍋を振り続ける。その上、けっこう店内の様子もウォッチしており、ゲストそれぞれの動向をきちんと気にかけています。観光客を金づるとしか考えてない近所のアソコに比べるとダンチ。プロフェッショナルを感じました。


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1年で10回沖縄を訪れることもあります。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。
TACが世に出した一風変わった沖縄本。もはやガイドブックではなく参考書の域です。非常に情報量が多く、かつ、うまく整理されており読みやすい。大判ではないので持ち歩きやすいのも素晴らしいです。オールカラーの割に高くない。数多ある沖縄ガイドブックの中では突出した存在です。

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