看板メニューの「ニューヨークハイボール」で乾杯。薄目のハイボールに梅干しがブチ込まれた1杯であり、やはりツッコミどころが満載です。
お通しは謎の液体。宮崎の冷や汁をヌルくし、オクラでネバトロかんを付与したようなもの。決して不味くはありませんが旨くも無く、意図が不明なツッコミ待ちな1皿です。
様々な餃子を小さめポーションで色々注文したのですが、出され方はアトランダム。まずは揚げ餃子。一般的な餃子の倍近い大きさであり、餃子というよりも肉入りサモサ的な新しいジャンルに感じました。結構美味しい。
水餃子は生地が厚くモチモチとした食感を楽しむことができ、私好み。ちなみに餃子はいずれも3個300円程度であり、ひとつひとつが特大サイズであるため中々にリーズナブルです。
手羽先餃子。大き目サイズの手羽先に餃子の餡をたっぷり詰め、ケンタッキーよろしくガリっと揚げた逸品。お察しの通りジャンクな味覚ですが、ビールのお供としては最THE高。
焼餃子は紅虎の棒餃子のように大きいのですが、若干焼きが甘く香ばしさに欠けました。この時店内は盛り上がりの最高潮であり厨房はてんてこまい。空いている時間にお邪魔できればより高いクオリティのものに出会えるでしょう。
海老餃子は相当旨い。一般的なエビチリに用いられる大き目の海老が惜しみなく用いられ、海老好きには堪らない1皿。これで1皿440円というのはかなりの費用対効果でしょう。
他方、チーズ餃子(揚)は思ったほどチーズの量が多くなく、先のプレーンな揚餃子とそれほど変わらない味覚です。
〆に雪花冰(シェーホアピン)をシェア。フンワリとした舌ざわりにハッキリとしたマンゴーの味覚。ざっくばらんな味わいですが、油でコッテリとした口腔内をフィニッシュするには素晴らしいデザートでした。
結構飲み食いしたのにも関わらず、ひとりあたり2千円強で済みました。これは良い。素敵な居酒屋です。近所にあれば間違いなく通ってしまいそう。価格帯のせいか客層が若く場面で賑やかにもなりますが、それは最初からそういう店だと割り切って訪れれば何の問題もありません。気の置けない仲間と訪れましょう。オススメです。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。