座間味島では1、2位を争う人気の居酒屋。伝統的な沖縄料理をツマミに酒が飲めるということで観光客が集まります。ネット上の口コミでは「トップシーズンであれば予約は必須」とあったのですが、まあ、ひとり客だし何とかなるだろとウォークインで突入。
ドアを開けた瞬間「予約してる？」といきなり喧嘩腰で聞かれました。していない旨を伝えると迷惑そうに顔をしかめ、顎をしゃくるだけでカウンター席に案内するマダム。 そんなに嫌なら入れなきゃいいのに。私も私で、こんな店すぐに出てしまえばいいのに。そのへんどっちもどっちです。
オリオン生の大きさはかなりのものであり、古き良き時代の中ジョッキを彷彿とさせます。
それにしてもタバコ臭い。周りを見渡すと、愛煙家たちがここぞとばかりにパッパカパッパカ吹かしており、これでは食事を楽しみに来たのかタバコを吸いに来たのかわからないではないか。
島豆腐の揚げ出し豆腐。普通に美味しいですが、家庭料理の域を出ません。今あなたが想像しているその味です。
ゴーヤチャンプルーはイマイチ。玉子がカラッカラに炒められており、火入れの頂点を完全に過ぎています。ゴーヤ入りのスクランブルエッグと料理名を変更すべきでしょう。
ラフティは結構美味しい。大きくカットされた三枚肉にしっかりと味が染み込んでおり、脂の風味も中々のもの。これまでの料理に比べると費用対効果は良い方です。
結局小一時間ほど過ごしたのですが、私を除いて全てのテーブルを予約で埋めており、かかってくる電話に対しても全て秒でお断りしていました。なるほど人気店かもしれませんが、それは他に選択肢が少ないから自動的に繰り上げ当選しただけであり、都心に来れば並の居酒屋以下のクオリティです。
加えて店員のあの態度。言葉遣いこそは丁寧ですが、客のことを誰一人として歓迎していません。コンビニやスーパーの惣菜のほうがネガティブさがない分まだマシというもの。あまり期待すること無く、夜にパっと食事を摂りにくる（夜でも定食を提供している）ぐらいのつもりで訪れると良いでしょう。
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1年で10回沖縄を訪れることもあります。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。
TACが世に出した一風変わった沖縄本。もはやガイドブックではなく参考書の域です。非常に情報量が多く、かつ、うまく整理されており読みやすい。大判ではないので持ち歩きやすいのも素晴らしいです。オールカラーの割に高くない。数多ある沖縄ガイドブックの中では突出した存在です。
