内装はコストコのようでありながらテーブルやボックスシートの配置にセンスが感じられ、NYのヘルズキッチンあたりのレストランのようです。店員は多国籍ながらきちんと日本語を操り、皆、素敵な笑顔を提供してくれます。ホスピタリティと血統に関係性は無いのだ。
お水ではなくお茶。細かいですが、こういうところが嬉しいです。食後ダラダラしていても気前よくドンドン注いでくれます。
オマケでケールのサラダがついてきました。ほんの数口分しかありませんが、旨い。恐らくベリーナイスな素材を用いているに違いありません。基本肉料理のお店ですが、サラダボウルなども楽しめそうです。
1日10食限定の「熟成肉バーガー」がやってきました。13時を過ぎての入店で、10食の限定品にありつけるのは実に幸運。価格は2,000円弱とランチとしては値が張りますが、これはもう、食べる前からその価値がありそうな空気がビンビンに伝わってきます。
まずは「自家製フレンチフライ」に飛び込みます。冷凍のジャガイモを用いる意識低い系の店が多い中、これは確実に生のポテトを手切りして揚げていることでしょう。「フレンチフライ」を食べているという感覚よりも、ジャガイモを食べている感覚のほうが強かったです。
主題の「熟成肉バーガー」。先のフレンチフライと同様に、「ハンバーガー」を食べているという感覚よりも、肉を食べている感覚のほうが強い。その肉も挽き方が粗くゴリゴリとした食感でステーキのよう。これはステーキとパンである。
お会計は1,950円。期待通りの満足度であり、このクオリティであればリーズナブルと言えるでしょう。夜はそれなりの価格となりそうですが、ランチであれば「大山鶏のグリル」は1,500円、「USプライムビーフの炭火焼き」は2,500円と魅力的なランチが並び、東京タワーの麓「ワカヌイ(wakanui)」に近い芸風です。まずはランチでどうぞ。
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焼肉ではなく、洋風の肉料理をまとめました。ステーキやローストビーフがテンコ盛り。赤ワイン片手にガブガブ楽しみましょう!
- ブラジリアン食堂BANCHO ←この費用対効果の高さは異常
- いきなりステーキ/三田 ←即本番が始まる立ち食いステーキ屋
- トラットリア グランボッカ/飯田橋 ←サイドメニューはイマイチだけど、肉がとにかく旨くて安い
- トラットリア タンタボッカ/北参道 ←A5和牛のシキンボ200g。USリブロース500g。
- CarneSio east(カルネジーオ イースト)/恵比寿 ←なんて素晴らしい費用対効果なのでしょう。
- ステーキ&トラットリア カルネジーオ/大手町 ←2,300円であのローストビーフをお腹いっぱいに!
- ルビージャックス/六本木一丁目 ←店員と恋に落ちるステーキ
- BLT STEAK ROPPONGI/六本木 ←噛み締めるたびにミートの旨味がぽぽぽぽーん
- ウルフギャング・ステーキハウス/六本木 ←ハンバーガーは都内随一!
- ワカヌイ/麻布十番 ←熟成牛の走り。前菜からラムチョップ。
- ヴァッカロッサ/赤坂 ←店内で牛を解体する本気の店
- ユーゴ・デノワイエ/恵比寿 ←3,000円切るランチでこのレベルなら大満足
- ピーター/日比谷 ←サイドディッシュは普通ですが、肉がとにかく旨い
- デカンタ/神谷町 ←アメリカンクラブ内の会員制ステーキハウス
- ローリーズ ザ プライムリブ/溜池山王 ←一人前300グラムのローストビーフ
- RRRラウンジ/六本木 ←近江牛サーロイン、神戸牛シンタマ、近江牛リブロース食べ比べ
- バルバッコア・グリル/表参道 ←食べ放題。客の9割が男性でマッチョとデブ
- レストラン ル・ミディ/高山 ←飛騨牛の主張がものすごいフレンチ