那覇在住の女の子が私との逢瀬に備えて美容院で身体を整えるのですが、その手入れが入念過ぎて少し遅れるとのこと。そんな時の強い味方が栄町。予約なしで数件ハシゴするのが前提の飲み屋街なので、行けばどこかは必ず入ることができ、ひとりで飲んでいても違和感が無いのです。
栄町に通い始めて4〜5年にはなるのですが、このお店は初めて見ました。インド料理というだけでもこの街としては風変わりであるのですが、そこへせんべろセットというコンセプトを持ち込むあたり、栄町らしさに溢れています。
長いカウンターにテーブルが数卓。栄町の飲み屋としてはトップクラスに清潔なお店です。照明も明るく健康的であり、丸の内あたりの商業ビルに入居していても不思議でない雰囲気。
入店してカウンター席を陣取り、飲み物を注文。ドリンク3杯にツマミが3品ついて1,000円というデフレ・スパイラル。
さすがに飲み物の選択肢にビールはなく、サワー系でも氷は多め。まあ、1,000円のセットなのだから多くは望むまい。各テーブルに写真のようなキャップが置かれ、それと交換に飲み物が貰えるという仕組みです。
「インドおつまみ2種」はパパド（極薄のクラッカー）にカレー風味のマッシュポテト的なもの。1,000円だからといって手抜きはなく、一般的なインド料理屋で食べるそれと同等の味覚です。
タンドール料理は好きなものを1品選ぶことができ、私は「チキンティッカ」を注文。一口サイズが2粒のみとポーションは小さめですが、味はかなりのもの。ほんのりと辛く奥行きがあって、ジューシー。値段を考えれば文句のつけようがないクオリティです。
何もかもが普通に美味しかった。場所柄、私のように飲みにだけくる客が多いのですが、単品でカレーのみを注文するゲストもそれなりにいます。覗き込むと何やら旨そうだ。次回は普通に食事をしに来てみようっと。
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この年は1年で10回沖縄を訪れました。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。
TACが世に出した一風変わった沖縄本。もはやガイドブックではなく参考書の域です。非常に情報量が多く、かつ、うまく整理されており読みやすい。大判ではないので持ち歩きやすいのも素晴らしいです。オールカラーの割に高くない。数多ある沖縄ガイドブックの中では突出した存在です。
