アロマクラシコ(Aroma Classico)/品川

アロマフレスカ系のお店が結構好きで、旗艦店を除いて全てお邪魔しています。当店にお邪魔するのは3度目。品川はグルメ不毛の地なので、雰囲気の良い食事をしたい場合は100%ノミネートされるのが当店。
当店は昔に比べるとグっとカジュアルになった印象(画像は公式ウェブサイトより)。ランチの開始価格も1,800円であり満員御礼。我々は平日限定の「スペシャルランチ」2,900円を注文しました。
「具だくさんの気まぐれサラダ」。エビ好きとしては嬉しい仕様ではありますが、野菜の美味しさは中くらいです。もっと滋味あふれる濃い野菜を食べたかった。
「スパゲッティ アラビアータ」。厨房がバタついていたのか何なのか、茹で具合がぐでんぐでんでイマイチ。湯切り(?)もちゃんとしていないのか、ベチャベチャと水っぽい味覚も気になりました。
メインは「渾身のハンバーグ 処女牛の”ハンバーグステーキ” 赤ワインソース フォンドゥータ添え」。コチラは中々の美味しさです。余計な具材は入っておらず、肉の味覚のみで迫ってくる。もう少し肉の挽き方が粗い方が個人的には好き。
付け合わせはジャガイモ、ホウレンソウ、チーズのソース。ジャガイモは外皮がバリっと焼かれており香ばしく美味しかった。
「小さなドルチェ」はマジで小さくでビビりました。パンナコッタの味は悪くないのですが、やはり量が少ない。コーヒーの味覚も中くらいであり、乳酸が溜まった〆でした。

以上で2,900円。品川の小綺麗なランチという意味ではまあ、こんなもんでしょうか。ただ、他の系列店はもっと美味しい気がするのに、当店に限っては毎回首を傾げながら退店していまいます。風水が悪いのかな。


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イタリア料理屋ではあっと驚く独創的な料理に出遭うことは少ないですが、安定して美味しくそんなに高くないことが多いのが嬉しい。
十年近く愛読している本です。ホームパーティがあれば常にこの本に立ち返る。前菜からドルチェまで最大公約数的な技術が網羅されており、これをなぞれば体面は保てます。