■Le Bus Direct/7区など
https://www.lebusdirect.com/en/
妻は日本で用事があるので一足先に日本に帰ります。ここのところ、現地集合現地解散で旅行するのがすっかり板についてきた夫婦です。妻はこのツイートにすっかり胃袋を掴まれてしまったようで、タクシーやUberは拒否。RERも危ない。しかるに空港バスを利用することに。<空港⇔パリ市内、タクシーを利用される方へ>渋滞時は警戒が必要です。突然、人が現れガラスをノック。施しを乞うだけならよいのですが、車のガラスを割って鞄を強奪するという暴力的な手口があります。鞄は膝の上に置かずに足元に置いてください。 pic.twitter.com/r0P6yiWhTh— MYBUS FRANCE (@MYBUSINFO) 2019年4月26日
下船して少し歩いたところに運良く空港バスの発着所があったので、そこまでお見送り。30分に1本と数は少ないですが、不測の事態であっても時間通りに動けるようにするためか、近くでかなりの台数を待機させていました。オペラのロワシーバスよりも安定感がある印象。
■Okko Hotels Paris Porte de Versailles/15区
https://www.takemachelin.com/2019/06/okko-hotels-paris-porte-de-versailles15.html
私が滞在するホテルはコチラ。ハコは一見ステキなのですが、お洒落すぎであまり機能的ではありません。運用はより悪く、トラブル時のたらい回しはもはや芸術の域でした。ただ、これはホテルというよりもフランス人の国民性の問題なのかもしれません。詳細は別記事にて。
■Paris Museum Pass
https://www.parismuseumpass.com/
ミュージアムをたっぷり巡ると決めていたので2日間出入りし放題券を購入。公式日本語サイトを見ると謎に手数料や送料を乗せたチケットを日本で買わせようとしてくるので、ここはひとつ、英語もしくは仏語サイトで情報収集しましょう。また、オンラインのチケット屋などで買うよりも、現地の公式販売所で買うのが一番安いという稀有なチケットです。販売場所の確認はコチラ。空港で買うのが一番便利です。
■軍事博物館・ナポレオンの墓(MUSÉE DE L’ARMÉE - TOMBEAU DE NAPOLÉON 1ER)/7区
http://en.parismuseumpass.com/musee-musee-de-l-armee-tombeau-de-napoleon-1er-8.htm
いきなりマニアックな施設に来てしまいました。空いている施設であればチケット売り場の混雑も回避でき、すぐにミュージアムパスを買うことができるだろうという判断です。軍事の博物を英語仏語の説明で理解しようだなんて土台ムリな話。良いお散歩でした。
こちらはナポレオンの墓。かなりゴージャスです。遺言は「余は、余がかくも愛したフランスの国民に囲まれセーヌ河のほとりに眠りたい」。蛇足ではありますが、フランス人が絶対視しており批判してはならない人物は「ジャンヌ・ダルク」「ナポレオン・ボナパルト」「シャルル・ド・ゴール」の3人であり、全員が軍人です。
■ロダン美術館(Musée Rodin)/7区
http://www.musee-rodin.fr/en/
ロダンが晩年を過ごした館であり、彼の作品が一堂に会する美術館です。
「地獄の門(La Porte de l'enfer)」は超大作ですね。私が何度生まれ変わっても決して作ることはできないことでしょう。ちなみに「考える人(Le Penseur)」はこの門を構成する群像のひとつであり、スピンオフ作品として人気が出ちゃった系です。
この庭園などはまさに「ミッドナイト・イン・パリ」の世界。ユルくて(良い意味で)くだらない映画ではありました、不思議と見返したくなる魅力を感じた瞬間です。
■MORI YOSHIDA/7区
https://www.takemachelin.com/2019/06/mori-yoshida.html
2019年のサロン・デュ・ショコラでは「モリ ヨシダ」と「コンパルティール ヴァロールのコラボ作品が一番美味しかったので、せっかくパリに来たことですし、「モリ ヨシダ」の路面店へお邪魔することに。詳細は別記事にて。
■ピカソ美術館(Musée national Picasso-Paris)/7区
http://www.museepicassoparis.fr/en/
それにしてもピカソは多作だ。どの国(例えばスペイン)、どの地域(例えばアンティーブ)に行っても彼の美術館がある。
しかしながら当館は絵だけでなく3次元の作品もたくさん収蔵されていました。いずれにせよ素人目にはふざけているようにしか見えない作品ですが、ブレないという意味では尊敬に値する作風です。
■装飾芸術美術館(Musee des Arts Decoratifs)/1区
https://madparis.fr/en
その名の通り、入ってすぐの装身具などがズラっと並ぶ様は圧巻なのですが、途中からヘンな椅子やマジンガーZが置いてあったりと、とりとめのないラインナップは玉に瑕。色々と詰め込みすぎで、結局は何をしたいのかよくわからない美術館でした。
■Freddy's(フレディーズ)/6区
https://www.takemachelin.com/2019/06/freddys6.html
コンセプトは居酒屋。オーナーはニュージーランド人とアメリカ人、シェフ(監修?)はエリック・トロション(Eric Trochon)という不思議な組み合わせです。ちなみにエリック・トロションはMOF料理人であり、虎ノ門ヒルズの「ピルエット(Pirouette)」のシェフでもあります。。詳細は別記事にて。
■ルーブル美術館(Musée du Louvre)/1区
https://www.louvre.fr/jp
さて本命のルーブル美術館。入り口はたくさんあって、正面のピラミッド口が一番の混雑であり、少し離れたショッピングモール「カルーゼル・デュ・ルーブル」から入るのが一番空いている、というのが専らの噂だったのですが、全然そんなことはありませんでした。
何なら正面のピラミッド口が一番空いているレベルです。もちろん団体客のタイミングや天候にも左右されるようなので、いくつかの口を覗いてみて一番空いている所に並ぶと良いでしょう。
それにしてもモナリザの集客は凄まじい。写真の列や剥がしなど、アイドル顔負けの運用でした。ところでフランスでは一般的にモナリザのことを「ラ・ジョコンド (La Joconde )」と呼ぶので、現地ではそのように徹すると話がスムーズです。
ところでこういうことを言うのは物凄く勇気が要るのですが、私にはモナリザの良さがサッパリわかりません。「モデルが不明」「描かれた場所が不明」などミステリアスな説話が囁かれていますが、そんな絵などごまんとあるじゃないか。誰かこの絵の何が凄くて何が評価されているのか手短に教えてください。
個人的にはこういう「ウォーリーをさがせ!」的に人がいっぱい出てくる絵が好きです。
それから「カナの婚宴」や「ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョセフィーヌの戴冠」のように、わかりやすくバーンってデカい絵も大好きです。娘の名前は「カナ」にしようカナ。今回は残念ながら工事期間中でいずれもお休みでした。
変わったところでは「ミロのヴィーナス」の後ろ姿をどうぞ。早朝と閉館間際の2回に分けてお邪魔したのでいずれも空いていました。
ところで「見て回るには1週間は必要」などの情報に満ちた巨大美術館ではありますが、ごく一般的な観光客の見方、すなわちザーっと部屋を歩いて回って気になったものがあれば1分ぐらい立ち止まる方式だと(常時4分の1ほどは修繕閉館中)、所要時間は6時間でした。事前に公式ウェブサイトから地図をダウンロードし、有名作品10〜20ほどをピンポイントで巡るだけなら2〜3時間で充分でしょう。
■ドラクロワ記念館(Musée National Eugène Delacroix)/6区
http://www.musee-delacroix.fr/en/
ドラゴン・アッシュ世代のアナタであればご存知、「民衆を導く自由の女神」の作者であるドラクロワ大先生のアトリエ兼最後の住まいです。落ち着いた雰囲気の住宅街に溶け込むように立地。
お、なんかあの絵に似ている!そのあたりの知識が私には全くなく、説明書きもフランス語のみだったので断念。
■Au Clair de Lune/2区
https://www.takemachelin.com/2019/05/au-clair-de-lune2.html
カレーやラーメンは和食ではありませんが日本の国民食と言って良いでしょう。それと同様、クスクスはフランス料理ではありませんが給食で出るほど日常生活に溶け込んだ料理です。さて当店はパリで一番とも名高いクスクス料理のお店。詳細は別記事にて。
■コンシェルジュリー(Conciergerie)/1区
http://www.paris-conciergerie.fr/en
シテ島西側にあるかつての牢獄。フランス革命後の恐怖政治時代には革命裁判所が隣設され、2年間で2,780名に対して死刑判決が下されました。マリー・アントワネットが投獄されたのもコチラです。予備知識ならびに語学力がなさすぎて私には難しかったです。
■サント・シャペル教会(Sainte chapelle)/1区
http://www.sainte-chapelle.fr/en
歴史的な意義などは良く知りませんが、とにかくステンドグラスが美しい教会。2階に登ると壁全体が7色に囲まれて幻想的な世界。
おかわである。裁判所の中庭にあって、外観そのものは目立つ教会ではないので一見地味な存在ですが、ひとたび中に入れば「うおー!すげー!」と思わずため息がでる教会でした。おすすめ。
■クリュニー中世美術館(Musée de Cluny)/5区
https://www.musee-moyenage.fr/ang/index.html
カルティエ・ラタンにある美術館で、中世の美術品が収蔵されているのですが、数はそれほど多くなく、教科書に載るような有名作品も無いので、私にとっては難解な美術館でした。平たく言うとようわからん。
■Le Michelet/15区
https://www.takemachelin.com/2019/06/le-michelet15.html
伝統的なビストロ料理の他に、春巻きやパッタイ、カレーなど世界各国の料理が狂喜乱舞。こういうことを異国の地で平然とやってのけるのが我らがアジア人である。詳細は別記事にて。
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