L’Avant Comptoir(ラヴァンコントワー)/パリ6区

パリで大人気の立ち飲み屋。元々はお隣の大人気ビストロの待ち時間をつぶすために設けられたバーカウンターなのですが、料理のクオリティは同じで価格は控えめということで、ビストロを凌駕するほどの人気店へと成長しました。
19時過ぎの入店で客の入りは7割(フランス人は夜の開始が遅い)。盛り上がる時間帯になると立錐の余地もないほどになるので、料理のメニューは天井からぶら下げられています。
我々はアペロという位置づけで当店を訪れたので注文はシャンパーニュのみ。好きな銘柄であるドラピエの辛口であり、食前酒としてピッタリです。
グラスが面白い。ブランデーグラスのように大きな器に氷を満たし、グラス全体を冷やしてからシャンパーニュを注ぎます。興味深い試みですが、普通のフルートグラスで飲むほうが私は好きかもしれません。
20時が近づくと芋の子を洗うような大混雑。ハムやチーズだけでなく手の込んだ料理も提供されており、そのいずれもが実に美味しそう。今回は泡を1杯飲んだだけなので評価はできませんが、見た限りでは相当レベルが高いとみた。外観の感じが良い料理は味も良い。それは人間にも同じことが言えます。


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