席の幅は新幹線のグリーン車程度です。
アメニティは配布されず、座席にクッションと毛布が置かれているのみでした。
座席操作パネルも日系航空会社のプレミアムエコノミーに近似しています。ベッドマークはあるがフルフラットにはならない。
前述の通り横幅はグリーン車程度なのですが、縦幅が凄い。身長3メートルの巨人であっても不自由することのない足元のゆとりでした。
シャンパーニュは割に上質。こちらはテタンジェのロゼ。きちんとしたガラス製のフルートグラスに注いでくれるのが嬉しい。
トイレは一般的なものより広めに取られてはいるものの、内装は普通です。やはりカタール航空の超距離路線のファーストクラスは常軌を逸している。
夜景がオーストラリアの「Field of Light Uluru」のように美しい。アンマンって普通の日本人からすれば馴染みのない都市ですが、かなり発展しているのです。
安定飛行に入り、別銘柄のシャンパーニュ。3時間チョイのフライトで色々と詰め込むため結構忙しないです。
食事は軽めのメニュー、すなわち魚介類の煮込み的なものを注文。
海老のサイズならびに味覚は悪くありませんが、その他はエコノミークラスの機内食と大差ありません。陶器のお皿に盛り付けているだけと言えましょう。
デザートは中東特有(?)のスポンジを砂糖で煮込んだような何か。親の敵のように甘く一口でダウン。
コーヒーを飲んでごちそうさまでした。
お茶菓子としてゴディバのチョコレートが数粒供されます。
あと1時間チョイで到着と微妙な時間帯ではありましたが、周りは結構グースカ寝ていたので私もそれに準じることに。毛布こそはフカフカで心地よいのですが、シートなどはプレミアムエコノミーを革張りしたような質感。
全体として値段相応といったところでしょう。過度な期待はしないでどうぞ。
ちなみに世界で最も豪華なラウンジである「Qatar Airways Al Safwa First Lounge」はファーストクラスをこれから利用する客だけでなく、利用した後のトランジット客も利用できるらしいので、このラウンジを利用する目的で今回の安価で短距離のファーストクラスを利用するのもひとつの手です。本末転倒ではありますが。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。