店の入り口にはイタリアのピザ団体「Unione Pizzaiuoli Tradizionali e Ristoratori(UPTER)」の看板が。なんでも「UPTER (アプティエール)」の日本支部理事長を任されているそうな(以上、写真は公式ウェブサイトより)。
店内はまさに気軽なイタリアンレストランといったところ。温かみのある内装にカジュアルな空気感。スタッフたちの仲も良く、軽口を叩きながら楽しそうに働く様は眺めていて心和む。タマキの雰囲気の悪さは何なんや。
ランセットに付随するサラダ。ただのオマケではなく新鮮な野菜で量もそこそこあるので嬉しくなる。
当店はオープンするにあたりクラウドファンディングで資金を集めました。その一番の動機が「イタリア製オーダーメイドの薪窯を輸入したいから」。なんと具体的で意義のある資金集めでしょう。最近のクラウドファンディングには真意のよくわからないネット乞食のような輩が多いので、こういう信念のある使い方はつい応援したくなります。
本命の世界一のピッツァ。ランチには3種ほどのフレーバーが用意されており、私はニュートラルにマルゲリータを注文。おお、旨い。具材やソースはもちろん、生地まで完璧に美味しい。正真正銘のナポリピッツァである。
かくいう私はそれほどピッツァに詳しいというわけではなく、ある程度のレベルに達すればどれも一様に美味しいと感じてしまうクチなので上手に解説はできませんが、間違いなく美味しいナポリピッツァでした。
ランチにはコーヒーもつきます。もちろん追加料金はなし。やはりランチのコーヒーとはこうあるべきである。この前のあの店は何やったんや。
大き目のサラダに抜群に旨いピッツァ、食後のお茶がついて1,000円ポッキリ。この立地でこの価格設定は鼻血が出る程リーズナブルですねえ。加えて味覚にセンスが感じられたので、次回は夜に来てみよう。メニューを見ると、パスタ、魚、肉などのイタリアのカジュアルな料理が百花繚乱。日の長い夏の夜に冒頭のテラス席で飲み会したら最高だろうな。
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東京はピッツァのレベルが恐ろしく高い都市です。世界的に見てもナポリの次の世界2位ではないでしょうか。百花繚乱の東京ピッツァ市場をまとめました。
- タランテッラ ダ ルイジ/白金高輪 ←前菜含めた総合力という意味では一番好き。
- ジャンカルロ トウキョウ(Giancarlo Tokyo)/麻布十番 ←世界一のピッツァが何と1,000円ポッキリ!
- ナポリスタカ/神谷町 ←東京タワー真下という立地に星型のピッツアというオリジナリティ。
- エンボカ/代々木上原 ←ヨーロッパを頻繁に出張する方も唸る丁寧な作りこみ。
- サヴォイ/麻布十番 ←まるで蕎麦屋。2種のみのピッツァを15分で掻き込んで駆け抜ける爽快感。
- SAVOY とまととちーず店/麻布十番 ←サヴォイのピッツァを腰を据えて楽しめる店。
- ピッツエリア ファッブリカ トクマル/元住吉 ←郊外でもキラりと光るリーズナブルなピッツェリア。