平日ランチタイムはセットもので6種ほど。私は最高値1,350円の「タンドーリ ミールス がっつりお肉とカレー」という、心惹かれるネーミングのメニューをチョイスしました。
注文して7~8分で着丼。。。あれ、思ったよりも迫力が無い。。。「がっつりお肉」ということで200~300グラムの肉塊を期待していたのですが、右上のチキチキボーン3切ぐらいの肉片しかございません。連れのセットもお皿は立派なのですが、私と同じく可食部は小さく、ポジティブ・イリュージョンがあるお店なのでしょう。
チーズクルチャ。ナンの中にとろけるチーズが入っている系の食べ物です。これは誰もが好きな食感ならびに味覚です。アッツアツのチーズがみょーんと伸びて至福のひと時。本日一番のお皿でした。
カレーは3種からのチョイスであり、「がっつりお肉」をサイドでオーダーしているため、カレーは野菜主体のものを選びました。が、先に述べた通り「がっつりお肉」が全然がっつりしていなかったため、ああ、これならチキンカレーにでもしておけば良かったかなという印象。「がっつりお肉」の功罪ばかりに気を取られ、味が全然頭に入ってこない。
ライスはインド料理特有の香り高い米、というわけでもなく、パラパラボソボソとした食感の白いお米でした。
主題の「がっつりお肉」。この短小な肉棒3本をして「がっつり」と認める日本人は少ないのではなかろうか。これは言語的コミュニケーションの問題に違いないと、Google翻訳で「がっつりお肉」をヒンディー語に変換を試みたのですが、「जिद्दी मांस」と訳され、結局何が何なのかわかりませんでした。
オマケのサラダとピクルス(?)は見た目通りの味わい。
うーん、期待ハズレでした。「がっつりお肉」という響きに引っ張られすぎたのかもしれません。具体的な説明はなく「Aセット」のような抽象的なネーミングで供されていればまた印象は違ったことでしょう。にしても1,350円は少し高いなあ。
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