このホテルがちょっと変わっていて、一見シティホテル風ではありますが、宴会場・ベルボーイ・ルームサービス・スイートルーム・ミニバーなどを設置せず、「リミテッド・サービス」と自称するビジネスホテルのような仕様です。ある意味ではイマドキな形態のホテルなのかもしれません。
当店はホテルのロビーラウンジという位置づけ。窓に面した席からフロアを劇場のように順々に高くしていき、どの席からも見通しの良い眺望を実現しています。我々は泡が1杯ついたアフタヌーンティーセットを注文。「アフタヌーンティー」ではありますが、ランチタイムからも注文可能と使い勝手の良い仕組み。
3段重ねの食べ物セットがやってきました。これで2人前。量としては一般的なアフタヌーンティーと言えるでしょう。
上段はスイーツ。いずれもコンビニスイーツクラスの味わいであり、上質とは言い難い味わいです。
中段はお食事系。パンの質が良くないですね。水分が抜け切っておりパッサパサであり、気の利いた街のパンやのサンドイッチのほうが余程レベルが高いと言えるでしょう。
下段はスコーン。こちらも他のフードと同様に、特にこだわりといったものは感じられず体裁のみを調えたという印象です。
飲み物は豊富。コーヒー類からお茶への変更、またその逆もOKと自由自在。コーヒー派の私としてはウインナコーヒーも用意されてあるのが嬉しく、本日一番のお皿でした。
ひとり3,500円と決して安くは無い金額ですが、眺望とサービス、客層を買うという意味では悪くないでしょう。週末の新宿でゆったりとお話するには打ってつけのお店。空間を買うつもりでどうぞ。
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ホテルでの食事は割高ではあるのですが、サービスも味も大きく外すことは無いので安定枠として確保しています。その中でも私のお気に入りは下記の通り。
- ザ・レストラン by アマン/大手町 ←全てが開放的で健康的
- KASA(カサ・プルマン東京)/田町 ←専業主婦のたまり場
- ニューヨーク・グリル(パーク・ハイアット東京)/都庁前 ←食べ放題なのに食べ放題クオリティではない
- ジランドール(パーク・ハイアット東京)/都庁前 ←ランチステーキがお得
- ピークラウンジ(パークハイアット東京)/新宿 ←21時までであれば6,000円チョイで飲み放題という大盤振る舞い
- キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ/都庁前 ←滞在時間4時間。泥酔。
- アジュール フォーティーファイブ(リッツカールトン東京)/六本木 ←ドレスコードを守る価値がある。
- モダンビストロ タワーズ(ザ・リッツ・カールトン東京)/六本木 ←リッツというブランドと雰囲気を食べる店
- ザ・ロビーラウンジ&バー(ザ・リッツ・カールトン東京 )/六本木 ←「WOWバーガー」13,000円(税サ別)
- レストラン・ブリーズ・ヴェール ←天空のレストラン。ランチの危ない開放感。
- ステラガーデン/芝公園 ←東京タワーが0時に消灯する理由
- ケシキ(K’shiki・マンダリンオリエンタル東京)/三越前 ←抜群の眺望を誇り、床から天井まで一面の大きな窓から息をのむような東京の絶景
- シグネチャー/三越前 ←絶対に外さない、非の打ち所の無いレストラン
- あらし山吉兆/洞爺湖 ←吉兆の技術と北海道の素材が調和。
- レ セゾン/日比谷 ←ジビエジビエジビエ!
- ラベ/西梅田 ←クラシックなフレンチ、正統派
ホテル業界の神と随一のマーケターの共著。サービスする側/される側の両視点があり、「ホテルマンが感動するお客さま」「少しでもお得に、上質な部屋に泊まる方法」などの話題も興味深いです。