街を歩いていると見慣れない看板が。「仔羊こだわり屋」との表記があり、どうやらラム料理の専門店がオープンしたようです。このあたり「
ウルトラチョップ プリュ」「
ヒツジサンライズ」「
ワカヌイ」など、羊料理の専門店が妙に多い。
店に入ると見覚えのある雰囲気。なるほど、「
麻布 楸（ひさぎ）」の居抜きなのですね。居抜きというか同じメニューも残っているので、単純に業態を変更したお店なのでしょう。
ランチメニューは「
麻布 楸（ひさぎ）」でもおなじみだったカレー。店名の通りラムを用いたものが多いですが、この日は「牛ステーキカレー」が売り切れとなっており、牛肉のほうに人気があるようです。
セットのサラダ。これは心から酷いサラダですね。鮮度の悪い安物のレタスの芯近くを適当にぶつ切りして出しただけです。品質が酷けりゃ盛り付けも酷い。店主はワンオペで忙しそうですが、料理人の矜持が一切感じられません。
「ラムカレー2種のカレーソースがけ」が到着。こちらについてもゆで卵のプレゼンテーションが専業主婦以下であり、よくもまあ1,300円という価格を設定したなという印象。カレーソースそのものは悪くありませんが、ライスはベチャベチャであり量も少なく、オープンしたばかりでこの気合いの入らなさは何なんでしょう。
福神漬けは既製品を食べ放題。しかしながらライスの量が少ないので出番はありませんでした。
これまでの業態である「
麻布 楸（ひさぎ）」については可もなく不可もなくという印象ですが、リニューアルオープンして不可になってしまいました。料理に対する姿勢、客に対する姿勢から色々と推し測るに、ディナーだともっとアレな気分かもしれません。久しぶりに大きく外したランチでした。
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