cuud(クウド)/羽田空港

昼食時に飛行機に乗る際はラウンジにマックを持ち込んでビールと共に流し込むのが常なのですが、今回はたまたま見かけたシャレオツなカレーうどん専門店に潜入。
こんなにオシャンティなカレーうどん屋は初めてです。香港やシンガポールあたりの最先端の先端的レストランのような内装。回転は良いのですが、ひっきりなしに客が訪れるため、タイミングによっては待ち行列も生じていました。
ハーフ&ハーフセットを注文。1,400円ぐらいだったと思います。
まずはプレーンなカレーうどん。乳白色に近いマイルドな色合いではありますが、思いの外スパイシー。古奈屋のアレとはまた違った奥行きのある味わいです。
麺は細め。太麺原理主義でありコシは強ければ強いほど良いと考える私にとって、若干の物足りなさを感じます。
こちらはトマトカレーうどん。うーん、これは企画倒れですね。せっかくのカレーうどんの美味しさをトマトの過剰な酸味が邪魔しています。
ライスも付随します。残ったスープに放り込みおじやと化す。おかわりもOKであり、大食いの方はコチラで満腹中枢を調整しましょう。
ピクルスが結構旨い。カリフラワー、タマネギ、パプリカなど新鮮で味の濃い野菜に程よい酸味と甘みが備わりました。これは一流フランス料理屋の付け合せで出るそれと大差ないクオリティです。
出汁も出ます。スープと割ってカツオ風味をきかせることも可能ですが、やはりカレースープをそのままプレーンで食べるのが一番。
中上級者の連れはハーフ&ハーフセットではなく、丸々プレーンな1杯を注文。出汁割などもってのほかです。

味はなかなか美味しいのですが、やはりネックは価格ですね。空港であるため家賃が張るのは仕方ありませんが、やはりカレーうどん1食に1,400円近く払うのは抵抗がある。もう少し安ければ気軽に使うのだけれど。


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