■Uber
http://www.takemachelin.com/2016/05/uberlyft.html
ライドシェアサービスのUberが普通に機能しています。最近はUberバッシングが強くどの国を訪れても嫌われ者な印象ですが、ケアンズに限ってはUber一強。税関を出て左手の出口から十数メートル進むと、Uber専用のピックアップスペースまで用意されています。
朝5時台という迷惑な時間帯にも関わらず、市街地からおばちゃんが駆けつけてくれました。ある日の朝4時ぐらいに配車状況を確認したところ数台は活動していたので、ほぼ24時間使用できると考えて良いでしょう。ケアンズは公共交通機関が未発達なので重宝すること間違いなし。オススメです。
■Shangri-La Hotel, The Marina(シャングリ・ラ)
http://www.takemachelin.com/2019/01/shangrila.html
ホテルは一応ラグジュアリーホテルという位置づけのシャングリ・ラに滞在。機能的で居心地が良かったのですが、ランドリー事件があってからは急に何も信用できなくなりました。詳細は別記事にて。
■The Backyard
https://tabelog.com/australia/A7807/A780701/78001077/
何よりもまずビールだ、と、シャングリ・ラのロビー階にあるラウンジ的な位置づけのレストランへ。キャッシュオン形式でサービス料もなく気軽に楽しむことができます。クラフトビールが1パイント800円程度と、ホテルにしては実にお買い得。クレジットカード利用の場合は手数料を要するのですが、これはオーストラリアでは割に普通の制度みたいです。
■Esplanade Lagoon(エスプラネードラグーン)
ケアンズの目抜き通りであるエスプラネード沿いにある人工プール。ケアンズ市内にはビーチが無く、代わりに砂を敷き詰めた人工ビーチが造成されています。ライフガードやシャワーなども完備されており、利用は無料。したがって、ケアンズ滞在のホテル選びにおいてプールの有無は気にする必要はないでしょう。
プールを取り囲む芝生には無料のBBQサイトが点在します。ケアンズの料理レベルは低いので、何ならスーパーで肉でも買ってここで焼くのが一番。特に利用申し込みなどはなく、空いているサイトを見つけて勝手に使う、これだけです。
■HOG'S BREATH CAFE
http://www.takemachelin.com/2019/01/hogs-breath-cafe.html
ステーキ料理専門のチェーン店。日曜日の夜とあって家族連れで大盛況。半ズボンやビーサンでもOKな気軽な雰囲気であり、日本で言うとアウトバックとフォルクスの中間ぐらいの雰囲気。美食の限りを尽くすというよりは、気楽にワイワイと騒ぎに行くつもりでどうぞ。詳細は別記事にて。
■Night Markets
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g255069-d3461970-Reviews-Night_Markets-Cairns_Cairns_Region_Queensland.html
どの観光地にもある観光客向けの土産物屋集合体です。特にこれといった特産品のない土地なので、時間が無ければ無理に訪れる必要はないでしょう。フードコートには各国料理が揃っているので、アジア系の味覚に飢えた場合には良いかもしれません。
■Caffiend
http://www.takemachelin.com/2019/01/caffiend.html
食に係る文化水準があまり高くないケアンズ。しかしながら朝食を主体としたカフェという業態については何故かレベルが高い。当店もそのようなカフェのうちのひとつです。お会計はひとりあたり2千円強。朝食としては高価ですが、品質が極めて高いので結果として費用対効果は良いと考えてOKでしょう。詳細は別記事にて。
■The Raw Prawn Seafood restaurant
http://www.takemachelin.com/2019/01/the-raw-prawn-seafood-restaurant.html
ケアンズでは1、2を争うほどの人気レストラン。支払金額はひとりあたり7〜8,000円といったところ。まあ、ド観光地の目抜き通りに面した人気のレストランという意味ではこんなもんでしょうか。味やサービス、費用対効果がいずれも中くらい。テラス席が気持ちよく雰囲気で食べさせるレストランです。詳細は別記事にて。
■Kuranda(キュランダ)
http://www.takemachelin.com/2019/01/kuranda.html
ケアンズの北西30kmに位置する人口1,000にも満たない小さな町。アボリジニの言葉で「熱帯雨林の村」と意味する通り、世界遺産に指定された熱帯雨林に囲まれています。詳細は別記事にて。
■ The Qantas Club
https://www.qantas.com/travel/airlines/lounge-locations/cairns/domestic/the-qantas-club/global/en
ケアンズからエアーズロックへの移動はカンタス航空。JALの上級会員である場合は世界中のワンワールドのラウンジを利用できます。このラウンジは良いですねえ。時間帯のせいかもしれませんが非常に空いており、食べ物もヘタなホテルの朝食バイキングよりもレベルが高いです。
コーヒーはセルフではなくスタッフがマシンを用いてその都度淹れるというこだわりよう。おすすめです。
■総括
ケアンズは日本人にとって割にメジャーなリゾート地ではありますが、実際に訪れてみると特にすることは何もなく、海系のアクティビティに取り組まない限りは間が持たない街に感じました(※写真と本文は関係ありません)。
街の至る所にアボリジニがおり、意味もなく大声で怒鳴ってきたり陰謀でも追跡しているかのような目つきで睨んできたりと、怖い思いをすることもしばしば。もちろん彼らは白豪主義の被害者であり歴史が彼らの生活態度をそうさせたという事実は揺るぎないのですが、私はそのような問題について論じる専門家ではないので、「理由はどうあれ、生活保護もらっといてドラッグや酒におぼれるのはちょっと違うよなあ、関わらないでおこうっと」という印象が支配的です。ハワイと同様に、南国のリゾート地には穏やかでない人々が溢れるものである。
コーヒーは抜群に旨いですね。スタバがケアンズから撤退した理由、それは地場のカフェのレベルが高すぎるから。イタリア移民とオーストラリアの大地の力がタッグを組んで、とにかくコーヒーが美味しいです。
他方、残念ながら調理レベルは極めて低いと評価せざるを得ません。ハワイもそうですが、オーガニック野菜やカフェ文化を推す地域は単に料理人のレベルが低いだけであり、素材を褒めるしか残された道は無いだけのような気がします。チップが不要なのはハワイに比べると助かる。
つまるところ、コンドミニアムやAirbnbに長期滞在し、地元食材を買い込んで毎日サラダ三昧、酒を飲みたければクラフトビールかオーストラリアワイン、というスタイルがケアンズにおける最も満足度の高い食生活のような気がします。
そうそう、日本人在住者の感じはすごく良いですね。ハワイの日本人在住者は意味不明に日本人に対して感じ悪かったりすることが多いですが、ケアンズに居る日本人は実にフラットであり、日本で会う日本人と態度は何も変わりません。
まあ、遠い割に何もないケアンズをわざわざ生活の拠点としてチョイスするあたり、周りに振り回されることのないマイペースな価値観の人が多いのかもしれません。この人たちとは仲良くできそうだ。
オーストラリア目次
- 生まれて初めてLCCの長距離路線を利用した正直な感想
- グレートバリアリーフ・ダイビングクルーズ
- キュランダ見どころまとめ
- ケアンズ見どころまとめ
- 2019年で入山禁止に!急げ!エアーズロック登山!
- エアーズロックリゾート見どころまとめ
- シドニー見どころまとめ
「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。