むら田/麻布十番

釜めし専門店。通りに面した1Fに暖簾が下がり、盛大に「ランチやってます」アピールがあるのですが、入口はココではなくビルの4階です。お米屋さんがやっている飲食店だそうな。
正午に訪れてもガラガラ。「ロースカツ」をお願いしたのですが、注文と同時にお金を払うシステムでした。食券制でもないのに何かヘンな感じ。後から訪れたお客さんも皆、へ?前金制なんだと首を傾げていました。
麦茶がジョッキでドーンと供されます。水分を良く摂る私にとっては嬉しい限り。その他、「辛いソース」「普通のソース」「醤油」も順次並べられます。
数分で「ロースカツ」が到着。専門店であれば15~20分の待ちはザラであるのに、このスピード感。果たしてこれが吉と出るか凶と出るか。
ロースカツは結構おいしい。ロースの割に脂身は少なく、サッパリパクパクと食べ進めることができます。衣もサラっとした食感であり、それほどしつこくありません。キャベツは当然として、オマケの目玉焼きが地味に嬉しい。
小鉢はまさにオマケといった風情であり美味しくありません。お漬物についても同じ印象。
味噌汁の具材は大根。いわゆる定食屋のそれと同等の味覚であり、これといった特長は見当たりませんでした。
ライスはイマイチです。ベチャベチャとした食感であり、当店の経営母体は本当に米屋なのかと疑ってしまうレベルです。
お会計は1,000円。まあ、こんなものでしょう。特に目立った点はありませんが、空いているのと早く出てくるという意味で使い勝手は良い。一度はスペシャリテの釜めしを食べてみるべきなのかもしれませんが、さっきの白米を考えると迷っちゃうなあ。


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麻布十番には日本料理店も結構多いのですが、割高であることが多いです。外すと懐が大ダメージを受けるので、信頼のおける口コミと、味覚が似た友人の感想に頼って訪れましょう。
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