21時を過ぎたヘンな時間にも関わらず、結構お客さんが入っていました。アラカルト注文で麺1杯でけでも良いかと尋ねると快くOK。冷えた中国茶が酔った頭に染み渡る。
注文して数分で担々麺が到着。このあたりのスピード感は街のラーメン屋と変わりません。スープが非常にクリーミーで、若干の酸味が感じられます。昨今の麻辣ブームとは対局の調味であり、パンチにやや欠けます。
麺は博多ラーメンのそれのように細麺でありスープによく絡む。なのですが、やはり極太ワシャワシャ系の麺を好む私にとっては物足りなく感じました。
担々麺が1杯で1,900円。うーん、ラグジュアリーホテルのレストランということを考えれば妥当な価格設定ですが、味そのものは街場の中華料理屋のそれと同等です。コース料理などを食べればまた印象は違うのでしょうが、麺1杯を食べるには費用対効果が悪く感じました。
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それほど中華料理に詳しくありません。ある一定レベルを超えると味のレベルが頭打ちになって、差別化要因が高級食材ぐらいしか残らないような気がしているんです。そんな私が「おっ」と思った印象深いお店が下記の通り。
- ナポレオンフィッシュ/麻布十番 ←東京の10,000円以下の中華だとダントツ好き
- 倶楽湾(クラワン)/田町 ←あの水煮牛肉の美味しさは確か
- 味覚/虎ノ門 ←世界一辛い麻婆豆腐
- 飄香/麻布十番 ←十番のランチではトップクラス
- チャイニーズレストラン直城/高輪台 ←空間の居心地の良さや総体的な美味しさには価値がある
- 紫玉蘭/麻布十番 ←税込800円は神のなせる業
- 蓮香居(Lin Heung Kui)/上環 ←好きなものを好きなだけ食べているのにも関わらず、ひとりあたり1,000円と少しという驚異の費用対効果
- 杭州酒家(Hong Zhou Restaurant)/湾仔 ←1杯3,000円の蟹味噌あんかけ麺
- 中国家庭料理大連/三田 ←16種164個の餃子を30分で平らげる挑戦