八丈富士のふもとの太平洋を見渡す高台に位置し、眺望は抜群(以上、写真は公式ウェブサイトより)。
内外装ともに若干ダサめではありますが、清潔に整えられているという印象。66室と小さなホテルにも関わらず、ロビーやレストランなど共有スペースは広大。
ロビーに置かれている雑誌のセレクションがグッド。八丈島が取り上げられた雑誌を中心に、「海」「島」などをテーマにしたものばかりで私好みです。
2015年にリニューアルしたばかりだそうで、客室内は清潔で機能的。ベッドのヘッドボードに電源などが誂えられており地味に便利。壁が若干薄く、隣の部屋の話し声やテレビの音が聞こえてくるのが残念。
自慢は大浴場。温泉ではないものの、抜群の眺望を誇ります(写真は公式ウェブサイトより)。
併せてレストランからの眺めも素晴らしく、地元の食材を多用したメニュー構成も見事。1泊2食付き1万数千円の宿の料理とは思えないクオリティ。都心でこれらの料理だけを食べれば、それだけで2万円取られてもおかしくありません。詳細は別記事にて。
当記事においては朝食をご紹介。やはり八丈島産の食材を用いたものがいくつかあり、観光客にとっては堪らない仕掛けです。
スクランブルエッグやウインナーなど、一般的な朝食ビュッフェのラインナップもあり〼。
八丈島ジャージー牛のミルクば実に美味。コッテリとした乳脂肪に深みのある味わい。そこらへんのスーパーで売っている牛乳と同じ液体とはとても思えません。カレーもそのミルクを用いて甘めに仕上げられています。その他、八丈島産の里芋やシイタケ、トビウオの南蛮漬け(?)が心に残りました。
全体として必要十分という印象のホテルです。1泊2食付きひとりあたり1万数千円という価格を考えるとリーズナブルと言ってよいでしょう。すぐ近くに「リード・アズーロ」という、系列ホテルもあるので、次回はそちらにチャレンジしてみようと思います。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。
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