14時というヘンな時間に訪れたにも関わらず、店内はほぼ満席でした(写真は食後の15時過ぎ)。テラス席も含めれば100席近くある大箱であり、客の数に比べてホールスタッフが足りておらず、明らかにまわっていません。
期待していたよりもビールの種類は豊富ではありません。500ミリリットルで7〜800円と、そんなに安いわけでもない。サーバーのメンテナンスが適当で妙な雑味があり、日本の気の利いた居酒屋のほうが美味しい。
メイン料理が出来上がるまでの繋ぎにプレッツェル・バスケットを注文したのですが、20分近くも待たされメインとほぼ同時での提供だったので何だかなあ。味はごく普通のプレッツェルであり、価格は7〜800円と割高。
ソーセージ盛り合わせ。普通に美味しいのですが普通です。日本のきちんとしたスーパー、例えば最近リニューアルオープンした日進ワールドデリカテッセンで買うそれと大差ありません。他方、ザワークラウトは酸味が穏やかでキャベツの甘みすら感じられグッド。マッシュポテトは粒子が粗くバターの風味も感じられ悪くなかった。
カレー風味のソーセージ。30cm近くある特大サイズであり、総重量はともかく見た目にウケる1皿です。隣の地元客がニヤニヤと笑みを浮かべながら話しかけてくるレベル。
味も先の盛り合わせに比べ肉々しさが強く食べ応えがあります。ポテトも程よい太さ程よい揚げ具合。やはりジャガイモは揚げられるために生まれてきた食材なのか。誰かフレンチフライもしくはポテトチップス以外の美味しい調理法を発明してください。
ふたりでビールを1杯づつ飲み、ソーセージとプレッツェルを摘んでお会計は4,000円弱。うーん、ちょっと高いなあ。いや、価格そのものは高くないか。「本場で食べるビールとソーセージ」という期待が大きすぎたのかもしれません。フラットな気持ちでどうぞ。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。
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