「アメリカン・ブラッセリー」がコンセプトらしいのですが、「アメリカン・ブラッセリー」が何なのかはよくわかりません。内装は結構かっこよく、採光も充分で開放感に溢れます
スタンディングのバーカウンター、ハイチェアのテーブル、テーブル席、ソファ席など様々なタイプの席があり使い勝手も良さそう。
メインを選ぶと前菜ビュッフェがつくというプランをチョイス。ただし前菜ビュッフェと言ってもサラダが4種あるだけであり、いわゆるオカズ系というわけではありません。
「ジョニーズシーザーサラダ」と「フムス」。前者はスペシャリテらしいのですが、一般的なシーザーサラダと大差なし。後者も標準的な味覚でした。
こちらは「スモークサーモンのコブサラダ」。コブサラダというよりはコールスローに近い味覚です。スモークサーモンが気前良く入っていて結構おいしい。
注文後数分でメインが到着。まだ前菜ビュッフェを数口しか食べていない時点での提供であり、ものすごいスピード感です。
「キハダマグロの炙り ニース風 バーニャカウダソース」という料理名なのですが、あまりニースでは見ることの無い料理のような気がします(サラダニソワーズってこと?)。ソースには八丁味噌を用いているとのことですが、その風味はあまり感じられず。サラダとしてはまあまあ美味しいのですが、キハダマグロが3ピースしか入っておらず、メインディッシュとしては心もとない。
メインに食べ応えが無かったので、前菜ビュッフェをもう1皿。ツナとペンネのサラダであり、炭水化物で強引に腹を膨らませた感があります。
特大カップのコーヒーをガブガブ飲んでごちそうさまでした。
選んだメインディッシュが良くなかったのか、ちょっと物足りないランチでした。前菜ビュッフェでサラダはたっぷり摂れるので、メインには肉の塊のようなものを注文したほうが良いかもしれません。
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- イル コラッツィエーレ(il corazziere)/高岳 ←全ての料理が芸術的な美しさを湛えており、味も良い。
- ドディチ・マッジョ/久屋大通 ←「日本一こだわり卵」というブランド卵を用いたカルボナーラが絶品。
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- アンティカ オステリア バーチョ ←堂に入ったトスカーナ料理。
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