パリのディズニーランドには直営ホテルが7つあり、それぞれが趣向を凝らしているのですが、我々が選んだのはDisney's Newport Bay Club。直営ホテルの中から最もアクセスが悪い（パーク敷地内を徒歩15分）ものの、ターゲットを大人とした落ち着いた雰囲気のホテルです。
ディズニー系列のホテルでお馴染み、死ぬほど時間を要するチェックイン。
アナハイムのグラカリと同じく、チェックインのついでにどうでもいい質問を延々訊ねています（大体アメリカ人）。全く何をそんなに質問することがあるんだみんなたち。パスポート渡してカギ受け取って終わりじゃないか。
クレジットカード事前決済で部屋鍵コードをメールで送ってもらって勝手に部屋に入り従業員からのサービスは一切受けない、そのかわり10%オフ、みたいなLCC的プランやってくれたらいいのになあ。
グラカリは古くてボロいだけでしたが、このホテルの客質にはミッキーの絵柄などが配備されています。広く清潔で機能的。「海」「船」といったテーマがきちんとあるのもいい。それでいて1泊1部屋4万円程度と悪く無い価格設定です。繰り返すが
グラカリの1泊1室8万円の価値は謎であった。
収納も多く、一方で、ミニバーなどはなく追加料金が一切発生しない仕組みです。したがってゲストにはエクスプレスチェックアウト（帰りにフロントに立ち寄らず事前登録したクレジットカードから自動精算）が強制されるという仕組み。これはこれで効率的です。
バスルームはフランスのホテルとは思えないほど清潔で機能的。
お湯もたっぷりと出、温度も安定しています。
トイレもキレイ。フランスのトイレットペーパーホルダーは、便座に座っていると手が届かない遥か遠くに設置されていたり、右肩の後ろに設置されていたりとユーザのことを何も考えていないことが多いのですが、当館のそれは右ききの人が最も使い易い位置にセットされていました。良いホテルである。
広いウォークインクローゼットにはアイロン台まで完備。
館内散策。当館にはコンベンションセンターも併設されており、この日は子連れでOKで難しい話をしていました。突如携帯電話が鳴り響き慌てて手で押さえながら会議室から飛び出してくる子供。実に生意気である。
ホテルの規模の割にフィットネスセンターの設備は貧弱。まあ、ディズニー来てまで運動する必要はないのでこの程度で良いのかもしれません。
さすがはリゾートホテル、プールは充実しています。屋内温水プールと屋外プールの2つあり、結構広くて空いています。
やはりパークに来てまで水遊びするゲストは少ない。この時期のフランスは22時近くまで明るいので、遅くまで遊べるのがいいですね。
全体として
カジュアルなクルーズ船のような印象を受けました。世界観がきちんとあるのが良いですね。大人向けとしているだけあって、パーク内の客層とは若干異なり、大人のカップルやシックな家族が多く感じました。オススメです。
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東京ディズニーリゾートのキャストの仕事・職種を紹介する公式本。楽屋話が中心でガイドブックとは全く異なる視点で語られる不思議な本です。ディズニー好きであれば必ず胸が熱くなる1冊。
