ブラッセリー・ヴァトゥ(Brasserie Va-tout)/麻布十番

麻布十番駅から徒歩7~8分、飯倉片町の交差点から六本木方面へ少し行ったところ。軒先にブワーってテラス席が設けられているのですぐにわかるでしょう。
開店時間の11:30にお邪魔すると、店員から「ランチですか?」と謎の問いかけ。ランチ以外に何があるのかと不思議に思いつつも、ソファ席に一番乗りでご案内頂けました。

ランチは1,80円均一で4種。いずれのプレートにもサラダとパンは付き、飲み物とデザートは別料金という仕組みです。
セットのサラダが到着。葉っぱそのものはありふれたものなのですが、ライスの存在が大きいですね。わずかな手間ながら一気にシャレオッティ感が増します。味は普通。
パンは給食のパンのような味で全然美味しくありません。バター(マーガリン?)もプラスチックのような味がするので、つけないほうがまだマシでしょう。
牛肩ロースステーキ200グラムの到着。ビストロ的と言えばそれまでなのですが、どうも盛り付けがそっけなくさげぽよです。おまけに隣の客がプカプカとタバコを吸い始め、要するに最悪です。
肉の質も値段相応といったところ。ファミレスのそれと同等かそれ以下であり、妙に硬く味気ない塊を食べたという記憶しかありません。ちなみに隣の客はタバコ片手にメシを食っております。客は店の鏡である。
1,080円のランチだから、料理の質はこんなものなのかもしれませんが、やはりランチタイムにタバコ人間の出入りを認めている時点で、あまり食事やワインにこだわりの無い味覚ゲットーなお店なのでしょう。愛煙家がタバコを吸いに来るお店でした。


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