ただし食べログクーポン(記事最下部にリンク)で10%オフだったり、曜日限定で女性客は30%オフと節操の無いキャンペーンを展開しているので、不安を胸に抱きながら入店。
60席とかなりの大箱。一般論としてこのようなお店は生ビールサーバーのメンテナンスが上手くいっていないことが多いためビンビールを注文。安定の旨さである。
お通しは300円。よくあるチェーン系居酒屋のそれと同程度です。
「この枝豆はサービスです!」と言い張っていましたが、まあ、お通しに含まれて捉えるのが自然でしょう。味は中くらい。量は結構多かったので、先のお通しと共に300円という価格設定は良心的です。
皮ポン。鶏肉の皮を湯がいて刻んでポン酢で食べる時短料理。味は普通ですが、こちらも枝豆と同じくかなりのボリュームを誇るため、350円はお買い得です。
本題に入りましょう。当店自慢の「名古屋コーチン」の串をいくつかと、看板メニューの「錦爽鶏」の「チキン南蛮フライ」をハーフサイズで注文。「チキン南蛮」は良く聞く料理で私の大好物のうちのひとつですが、「チキン南蛮フライ」とは何ぽよ?
味の薄いものから順番に注文したつもりなのに、いきなりメガトン級のビーンボールがやって参りました。ハーフサイズであるのにとんでもないボリュームです。量としてはとんかつ都のリブロースかつ(350g)と同等。いわゆるチキンカツにタルタルソースをぶっかけたものであり、わかりやすい味覚で悪くありません。というかこれで450円は大変お得。
ようやく串が到着。名古屋コーチンのササミです。勝手にレアな火入れのササミを期待していたのですが、カッチンカッチンに火が入れられており、もはやシーチキンのような食感でとても不味い。
間髪入れず、というかササミとほぼ同時に提供されたレバー。こちらも鳥かどのようなセクシーな火入れを期待していたのに、これまたコッチンコッチンな強火のよく焼きであり、レバニラ定食のレバーのようなパサついた食感でした。
モモとセセリは同時提供。ここまで来ると皿が渋滞しまくってもはやワロタレベルではない。火入れについてはこれまでと同様であり、何か生焼けを忌避する重要な理由があるのではないかと心配になってしまうような過激な火入れであり、集合住宅のような味気なさでした。
30%オフのレディースデーに女の子同士で入店し、ビンビールとサイドメニューでダラダラ飲む使い方が一番賢い使い方のような気がしました。あと、大箱でいつでも入れる雰囲気なので、安くはあるし、使い勝手良いと言えば良いでしょう。
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- アンティカ オステリア バーチョ ←堂に入ったトスカーナ料理。
- シクラメンテ(Siculamente)/上前津 ←コース料理は5,000円ポッキリと、この質と量を考えれば抜群の費用対効果。
- トラットリア トペ/新栄町 ←これだけ食べて税サ込3,300円見事な費用対効果。
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