三沢には米軍関係者が1万人も住んでいるのに、沖縄に比べると犯罪が少ない、その理由。


■どこかにマイル/日本航空
https://www.jal.co.jp/jmb/dokokani/index.html
さてさて『どこかにマイル』の第4弾。由布院鳴門霧島に引き続き、今回は青森の十和田・奥入瀬エリアに決定です。ちなみに『どこかにマイル』とは、JALに6,000マイルを支払い、旅行したい日付を登録すると4つの行先が表示され、後日このうちのどれかの往復航空券がもらえるという緩やかなミステリーツアーです。


■みなと食堂/陸奥湊(青森)
http://www.takemachelin.com/2018/04/minato.html
三沢空港から車で1時間。八戸の漁港近くにある食堂が食べログ3.82を叩き出すという奇跡(2018年4月)。漁港らしく(?)営業時間は6:00~15:00と限定的。11時に訪れて1組待ちで、食後は数組の待ち行列が生じていました。詳細は別記事にて。


■奥入瀬渓流/十和田市(青森)
http://towadako.or.jp/sansaku-map/oirase-nenokuchi/
十和田湖を水源に約14kmにわたる奥入瀬川の渓流です。スタート地点の『焼山』からゴールの『子ノ口』まで徒歩で片道5時間。
シーズン中はバスが走っているので片道は歩き、帰りはバスのような手法が有効です。我々はオフシーズンに訪れたので、駐車場のある休憩所に車を止めて、その周囲を散策するに留めるというマイルドな戦法。
木は枯れ雪は残り雨が降り始めるという最悪のコンディションではありましたが、それでもなかなか楽しめることができました。この状況でこのテンアゲは、この観光地のポテンシャルの高さの証明です。次回は夏に訪れ、緑と水の織りなす圧巻の渓流美を楽しみたいと思います。


■十和田湖/秋田・青森
http://towadako.or.jp/
青森県十和田市と秋田県鹿角郡小坂町にまたがる湖。日本の湖沼としては、最大水深は326.8mで第3位、面積では12番目です。気温は3℃で天気は雪、気分はさげぽよだったので遊覧船はパス。『マリンブルー』というアップルパイで有名なカフェでのんびりしようと足を向けるとまさかの冬季休業。
いずれにせよ、絹のようにペタリとした湖面が実に美しい。寒々とした木々に雪が残る水墨画の世界。ここはアラスカだよと説明されても納得のいく、荒涼とした美しさがここにあります。もちろん緑が生い茂る時期に青空と共に楽しむのも良いでしょうが、今回の冬から春へ移り変わる瞬間も、これはこれで良かったです。


十和田プリンスホテル/十和田湖西湖畔(秋田)
http://www.takemachelin.com/2018/04/towapuri.html
夕食は残念であり、設備やサービススタイルは時代遅れと言わざるを得ませんが、圧倒的な眺望と静かな客層、リーズナブルな価格設定を鑑みると、全体としてとても満足のいくホテルです。詳細は別記事にて。


■十和田プリンスホテル メインダイニング/十和田湖西湖畔(秋田)
http://www.takemachelin.com/2018/04/towapurimain.html
ホテルのメインダイニングで食べるフランス料理としては最低ランクのコースでした。詳細は別記事にて。


■八重さわ/八戸(青森)
http://www.takemachelin.com/2018/04/yaesawa.html
八戸の和食店においては3.73と、食べログでトップの点数を誇る当店(2018年4月)。お会計は3,000円と、量ならびに質を考えれば破格の価格設定。5,000円であっても喜んで支払うほどのクオリティ。詳細は別記事にて。


■十和田市現代美術館/十和田市(青森)
http://towadaartcenter.com/
青森県十和田市が推進するアートによるまちづくりプロジェクト、Arts Towada(アーツ・トワダ)の拠点施設として2008年4月26日に開館した現代美術館。雑誌の現代アート特集などであれば必ず掲載される、玄人好みの美術館です。
ひとつの作品に対して独立したひとつの展示室が与えられ、これらをガラスの通路で繋ぐという構成であり、金沢21世紀美術館に良く似たつくりです。しかしながらガラガラに空いており、スタッフの雰囲気もまことに感じが良く、金沢21世紀美術館の最低なオペレーションに比べると雲泥の差です。
通りを挟んで向かい側には草間彌生の名編が。このあたりには屋外に多数の作品が展示されており、あたかも街全体が大きな美術館のよう。全体としてちょうど良いサイズ感でもあり、個人的にお気に入りの美術館です。


カフェ&ショップcube/十和田市(青森)
https://tabelog.com/aomori/A0203/A020304/2009943/
十和田市現代美術館に併設されたカフェ。何も買わなくても座って休憩してよいという気前の良い空間です。いいぞアートはみんなのものだ。
せっかくなので当店オリジナルの『りんごジェラート』を注文。410円という強気の価格設定ですが、りんごの味が薄くブラインドで食べれば何かわからないレベルであり、決して不味いというわけではありませんが、少々割高に感じてしまいました。ま、ここは味をどうのこうの評するべきではないのかもしれません。


■大昌園食堂/十和田市(青森)
http://www.takemachelin.com/2018/04/taisyo.html
何かのB級グルメグランプリで立派な賞をとった、十和田市が誇るソウルフード。しかしながら店員のふてぶてしい態度に一触即発。後の血の日曜日事件である。詳細は別記事にて。


■三沢空港/三沢市(青森)
http://www.misawa-airport.co.jp/
最後に少し怖いお話を。三沢空港は航空自衛隊とアメリカ空軍が使用し、同時に民間空港でもある飛行場です。

あなたは本州最大の米軍基地が三沢にあるということをご存知でしたか?三沢市の人口は約4万人ですが、米軍関係者の人口は何と1万人。「こんな田舎に何で?」っていう程、アメリカ人をよく見かけます。ちなみに三沢の基地は横須賀のネイビーフレンドシップデーのように、年に一度だけ開放イベントが開催されています。
沖縄では米兵の犯罪が問題視されていますが、三沢ではそのような事件を聞いたことはありません。それは、海兵隊員中心の沖縄と違い、青森の米軍基地は空軍が中心でインテリが多く、待遇(収入)も良いからだと言われています(話は逸れますが、『海軍』と『海兵隊』は全くの別物。『海軍』はその名の通り、海の上で船や飛行機を相手に戦う軍隊です。他方、『海兵隊』は艦船や航空機で輸送され、戦地に先鋒として真っ先に送られる精鋭部隊のこと。陸海空の全てで戦闘をこなす勇猛果敢な奴らであり、勇猛と粗暴とは紙一重なのか、犯罪率も高いと言われています)。

中東でボンボコ爆弾を落としている米軍機は三沢基地発です。つまり、日本がテロの対象となっても何ら不思議ではないのです。


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