この日はカメラを家に忘れたため、テキストのみでお送りします。
神楽坂の坂をのぼりきったあたりのビル2F。ゲストの年齢層が高く、十番のりゅうの介に似た客層と雰囲気です。
「ずわい蟹とアボカドのサラダ」は想像を超えたサイズであり、直径30cmはあろうかという大皿にたっぷりのカニ・アボカドが盛り付けられています。カニの旨味が最高である。
店名の通りスペシャリテは大根料理。「大根もち」は飲茶のアレとは趣きが異なり、外皮はカリっと、内部はジュワリと味わい抜群。本日一番のお皿です。「大根の天婦羅」は中くらい。
「旬の鮮魚7点盛り合せ」はバケツのような器に盛り付けられますが、鮮度は普通。居酒屋で食べる刺身といったところです。
「大山鶏の辛揚げ」は皿一面を揚げた唐辛子で埋め尽くす恐怖のプレゼンテーション。しかしながら唐揚げそのものの辛さは控えめであり、また、量も少なくやや見かけ倒しです。
「ホタル烏賊の墨造り」が絶品。春の旨味が凝縮され、真っ黒というビジュアルも凄くいい。「もち豚の角煮の煮玉子添え」は悪くないのですが、極めて量が少なく費用対効果が悪い。「帆立真丈のお好み焼き」はソースとマヨネーズの風味が強烈でどのあたりが帆立のか判断がつきませんでした。
「焼大根のメンチカツ」は味の濃い作品であり大根そのものの奥ゆかしさを感じることはできず。「まかないスパゲッティ」はまさに「まかない」といった料理であり家庭料理と変わりません。
日本酒は「賀茂金秀」「鍋島」「東一」あたりを頂いたのですが、いずれも片口で2,500円前後と割高。最終的にはひとりあたり1万円を超え、居酒屋としては結構な支払い金額です。食べログ公式ページ(記事最下部参照)には飲み放題付きのコースがあったので、良く飲む方はそちらを選択したほうが良いかもしれません。
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麻布十番と同様、小さな街ながら魅力的なレストランが数多ある神楽坂。この街で生活を送れば充実した食生活になること間違いなし。一度住んでみたいです。
- 石かわ ←泣く子も黙る3ツ星店。
- 虎白 ←修行先の石かわに比肩するまでの人気店へと成長。こちらも3ツ星。
- 焼鳥茜 ←大将がソムリエという珍しい焼鳥屋。
- トラットリア グランボッカ ←こりゃあ人気が出るわけだ。
- ルグドゥノム ブション リヨネ ←3,350円か。素晴らしい。
- バルマコ ←スペイン料理入門編としては素晴らしいお店
- エルプルポ ←ワイワイガヤガヤ雰囲気良し。楽しい気分になっちゃうお店です。
- エルカミーノ ←飲んで食べて6,000円。まあまあかなあ。
- ウルトラチョップ ←クリアなラムは塊肉でも噛み切れるほど柔らかい。
- 神楽坂スタジオーネ ←テラス席での飲み放題がオススメ。
- ヌメロサンク ←ヘンに暗くて安いから、背伸びした若者が集まり気味。
- CANAL CAFE ←「何もしない」が最高のサービスの時だってある。