宝船にっぽん丸 たも屋出店!— 本場讃岐うどん たも屋 (@tamoya36) 2017年12月29日
豪華客船「にっぽん丸」船上でたも屋が本場讃岐うどんをご用意!
ツアーにご参加の皆様に喜んでもらえるように、讃岐うどん店代表の名に恥じぬよう全力でやってまいります! pic.twitter.com/kzaMLLMN5A
香川県民の日常食、讃岐うどん。今回のクルーズでは、高松で人気の「手打ちうどん たも屋」が乗船し、毎晩夜食を提供してくれるのです。それにしても、にっぽん丸はゴディバやらたも屋やら、他社と提携するのが上手い気がする。
■1日目(きつねうどん)
なんなんだこの行列は。夜食提供開始の22:30にダイニングに殺到する乗客たち。平均年齢60歳(タケマシュラン調べ)だというのに良く食べるジイちゃんバアちゃんや。
ようやく先頭に到着。なるほどここまでの盛況は予測しておらず、麺を茹でる工程がボトルネックとなっていたのですね。確かにここまでの混雑を予見できるのはウドンの神ぐらいであり、スタッフひいては商船三井客船に責任はありません。味は至って普通のきつねうどんでした。讃岐うどん最大のウリである麺が美味しくない。恐らく調理スタッフもパニック状態で、ちょうど良い茹で加減で提供できなかったのでしょう。明日に期待。
■2日目(肉うどん)
ゆうべのオペレーションを反省したのか、ホールでの調理ではなくキッチンで大量生産の後に提供するというスタイルに変更されていました。PDCAが上手に回っている船である。
肉が甘辛く煮込まれており中々に旨い。しかしながら麺の味覚に改善は見られず。調理技術というよりは、麺そのものの可能性に期待しすぎたのかもしれません。
■3日目(カレーうどん)
夕食のボリュームが多かったためか、1日目の熱狂と行列はどこへやら。うどんをすすっているのはダイニングで十数人しかいません。従業員たちも、混んでたら混んでたで気が狂うほど忙しいのですが、暇なら暇で少し寂しそう。
最後の夜食はカレーうどん。うどんダシが込められたやや甘いカレースープ。タマネギを主体に肉や青ネギ、揚げ玉など結構な量の具材が組み込まれています。客が少ないおかげなのか、うどんの茹で具合が素晴らしく、これまでで最もレベルの高い夜食でした。
こちらは高松にある実店舗。鮨屋に向かう途中に偶然見つけることができ運命を感じました。日に日に夜食のレベルが上がっており、陸の上の讃岐うどん屋の味に近づいています。次回高松を訪れた際には、是非とも実際の「たも屋」を訪れてみたいと思います。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。